【平安ステークス予想2025】JRAの名物ダート重賞!ブライアンセンスやロードクロンヌなど出走予定馬を考察

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今週はダートG3「平安S」です。6月の帝王賞に向けての前哨戦という意味合いもあり、古馬ダート戦線の猛者が集う一戦です。今回は出走を予定している競走馬の中でもとくに人気が集まりそうな有力馬3頭をピックアップしました。

ブライアンセンス(牡5、斎藤誠厩舎)

前走のマーチS・1着から参戦するブライアンセンス。外枠スタートから中団を追走し、直線では好位あたりまで上がって前を捉えきって快勝と強い内容で、目標を前に置いた岩田望騎手の好判断が光った一戦でもありました。2走前のオープン・アルデバランSの勝ちっぷりも強く、近2戦は好内容です。昨年まではダートオープン戦でも3着内に入れず苦戦していましたが、今年に入ってからは本格化。京都コースも問題なく、地力も上位。勢いそのままに重賞連勝となるかに注目です。

ロードクロンヌ(牡4、四位洋文厩舎)

前走のマーチS・3着から参戦するロードクロンヌ。最内1枠1番からのスタートということで、包まれないために序盤から出していって番手を追走。その後前で絡まれるなどしてスタミナを消耗しつつ、直線ではあとは前を捉えるだけでしたが、捉えきれずに後ろからはブライアンセンスに交わされての3着でした。勝負どころであともう一歩が欲しかったところですが、序盤のスタミナ消耗に加え、前に入られた時に少し嫌がる素振りを見せるなど苦労する場面も見られました。前有利な展開だったとは言え、スムーズなら結果は違っていた可能性も。枠や展開次第なところもありますが、巻き返しの期待は十分ある1頭です。

ジンセイ(牡4、庄野靖志厩舎)

3勝クラスの観月橋S・1着から参戦するジンセイ。先団を見るポジションから追走し、後半押し上げていき直線は上り最速の脚で差し切って快勝しました。昨年までは芝の中距離路線を使われてきた馬でしたが、今年からはダートへ転身。ダートは昇級2走目での勝利で今回も昇級戦で重賞戦となりますが、まだ底は見せておりません。前走は前目から上がり最速でラストも余裕があり、重賞でもひけは取らない1頭。センスのいいレース運びができる馬で、引き続き同じ京都の1900mが舞台なら、連勝での重賞Vも期待十分。