【キーンランドC予想2020】夏のスプリント王の座を巡り実績馬が集結!ダイアトニックやライトオンキューなど出走予定馬を考察

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サマースプリントシリーズも終盤戦。同シリーズ第5戦目となる「キーンランドC」が30日、札幌競馬場で開催されます。秋のスプリンターズSに向けた馬達の始動戦となるレースの1つで、実績馬から北海道競馬での上り馬まで、多種彩々なメンバーが揃います。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしてみましたので、各馬を考察してみたいと思います。

ダイアトニック(牡5、安田隆行厩舎)

昨年秋のスワンSを制し重賞初制覇を果たすと、今年は初戦の京都金杯で2着、続く阪急杯でも3着に好走。G1高松宮記念では初の1200mにも関わらず3着に好走。前走の函館スプリントSを勝利し、重賞2勝目を果たしました。短距離路線で能力が更に開花した感があり、洋芝適性の高さも前走でしっかり示しました。前走は58kgを背負いながらも2番手から抜け出す横綱相撲で完勝しており、ここは上位濃厚の1頭と言えます。

ライトオンキュー(牡5、昆貢厩舎)

昨年のキーンランドCは11番人気と低評価ながら4着に好走したライトオンキュー。続く京阪杯を制し重賞初制覇を果たし、短距離重賞戦線で活躍。今年は初戦の函館スプリントSで6着に敗れましたが、ひと叩きされて挑んだ前走のUHB賞は危なげなく快勝し、57kgとトップハンデを背負いながらも後続に2馬身の差をつけ力の違いを見せつけました。洋芝適性も抜群で、本格化も囁かれている今なら上位争いは必至でしょう。

フィアーノロマーノ(牡6、高野友和厩舎)

昨年のダービー卿CTを制して重賞初制覇を果たしたフィアーノロマーノ。その後は安田記念・14着、マイルCS・13着とG1マイル戦線に挑むも結果を残せず。年末の阪神Cで2着に好走すると、以降は短距離路線へ。今年初戦の阪急杯でも2着に好走し、前走は初の1200mとなる函館スプリントSで4着に善戦。前走はややペースに戸惑いながらも57kgを背負って直線では良く伸びての4着は負けて強しの内容でした。1200m2戦目となるここは慣れてくる可能性もあり、基本後方待機の馬なので早めに動いてくるなどして対応すれば好勝負は十分可能でしょう。