【キーンランドC予想2021】夏のスプリント王の座を巡り実績馬が集結！メイケイエールやレイハリアなど出走予定馬を考察

サマースプリントシリーズも終盤戦。同シリーズ第5戦目となる「キーンランドC」が札幌競馬場で開催されます。秋のスプリンターズSに向けた馬達の始動戦となるレースの1つで、実績馬から北海道競馬での上り馬まで、多種彩々なメンバーが揃います。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしてみましたので、各馬を考察してみたいと思います。

メイケイエール（牝3、武英智厩舎）

重賞3勝の実績馬、メイケイエール。前走の桜花賞は3番人気に推されるも、抑えがきかず、道中消耗してまさかの殿負け。激しい気性の持ち主で、噛み合わないと一気に暴走してしまう脆さがあるのがこの馬の難点です。それでもチューリップ賞を制すなど素質は確か。1200mは小倉2歳S勝ちもあり不安はないだけに、距離短縮は間違いなくプラスでしょう。スムーズな競馬が出来れば圧勝もあり得るでしょう。

レイハリア（牝3、田島俊明厩舎）

前走の葵Sを制し、3連勝で重賞初制覇を果たしたレイハリア。13番人気と評価は低めでしたが、2番手追走からしぶとく粘り込む強い競馬で、鞍上の亀田温心騎手ともに重賞初制覇を飾りました。先日北九州記念を制して重賞馬となったヨカヨカの猛追を振り切っての快勝で、重賞級の能力を示しました。雨の新潟、不良馬場の中山でも快勝しており、道悪を苦にしない点も好材料。3歳牝馬の軽量を生かし、ここでも一発を狙います。

ミッキーブリランテ（牡5、矢作芳人厩舎）

前走の函館スプリントS・3着のミッキーブリランテ。スプリングC・4着、阪急杯・2着と1400mの重賞戦線で活躍していた馬でしたが、前走の函館スプリントSでは前残りの競馬となった中で唯一後方から追い込んで僅差の3着に好走し、1200mでも上々のパフォーマンスを披露しました。高松宮記念は10着に敗れましたが、差は0.6秒差と大きくは負けていません。洋芝適性も示し、3戦目の1200mということで慣れも見込めるここは好勝負が期待できそうです。