【京王杯2歳S予想2022】2歳王者へ向けた重要な一戦!ロンドンプランやエナジーチャイム出走予定馬など出走予定馬を考察

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東京競馬の土曜メインは阪神ジュベナイルフィリーズと朝日杯フューチュリティステークスの前哨戦として位置付けらている「京王杯2歳ステークス」です。2歳世代による最速スプリンター決定戦の位置付けに近い一戦で、年末G1以外にも来春のクラシック戦線や、NHKマイルCへも続く注目の一戦でもあります。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。

ロンドンプラン(牡2、宮本博厩舎)

前走の小倉2歳Sを制し、重賞初勝利を果たしたロンドンプラン。スタート直前に落鉄し、蹄鉄を打ち直すアクシデントがあり、レースも出遅れて最後方からの競馬となるなど序盤はゴタゴタしましたが、直線は上がり33秒1で追い込んで差し切り勝ちを果たす強い内容で快勝。ハイペースの恩恵もありましたが、エンジンがかかってからの伸びは非凡でした。今回距離延長となりますが、前走の内容なら不安は少なく、広く長い直線はプラスに働く可能性が高そうです。

エナジーチャイム(牝2、手塚貴久厩舎)

前走新潟マイルのデビュー戦を逃げ切り勝ちしたエナジーチャイム。スタートをあっさり決めて1000m通過61秒1mのマイペースに持ち込む競馬を展開。直線では併せ馬になると良い反応をしてもうひと伸びし、非凡な勝負根性も見せてくれました。ラスト2Fは11秒0-11秒3のラップで速い走破時計をマークしており、この内容なら1400mでも問題はないでしょう。直線で叩いたショウナンアレクサと同馬で3着馬を6馬身引き離してのゴールで、重賞でも高い期待度を持って臨めそうです。

ミスヨコハマ(牝2、斎藤誠厩舎)

前走のすずらん賞で3着だったミスヨコハマ。6月に函館1200mでデビューし、夏の北海道を4戦して全て5着以内に好走している堅実派です。デビュー戦は怖がりながらの逃げで2着でしたが、未勝利戦では大外枠から逃げ馬をピタリとマークし、直線で競り落とすと後続の追い上げも難なく退けて快勝。重賞初挑戦となった函館2歳Sでは控える競馬を展開して0秒4差の5着、続く前走のすずらん賞では最内で控えて直線は良い脚を使って抜け出して3着に好走。レース毎に競馬が上手くなってきており、経験を経て着実にステップアップしている1頭です。