【ケンタッキーダービー2025予想】米クラシック3冠の第1弾!ルクソールカフェやアドマイヤデイトナなど出走予定馬を考察
現地時間の3日(日本時間4日朝)は、アメリカのチャーチルダウンズ競馬場で米ダート競馬の最高峰「ケンタッキーダービー」(G1、ダ2000m)が開催。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。
ルクソールカフェ(牡3、堀宣行厩舎)
前走の伏竜Sを快勝し、連勝を4に伸ばしたルクソールカフェ。外枠スタートから好位外を追走し、ロスがありながらもラストは鋭く伸びて5馬身差の圧勝でした。最後は本気で追わず余力もあり、1Fの距離延長にも難なく折り合えて対応できたのは大きな収穫です。デビュー戦は随所に若さが見られ、2戦目もゲートで躓いてとデビュー当初はまだ競馬に慣れてないところが見られましたが、3戦目は高速馬場を中団追走から最後はハナ差で競り勝ってレコードを更新しての快勝と、内容が一変。以降は破竹の4連勝で国内の優先出走権争いを制してと、上昇度は高い1頭。ごちゃつく状況への対応などまだ課題はありますが、スケールの大きな走りは海外でも十分通用しそうです。
アドマイヤデイトナ(牡3、加藤征弘厩舎)
前走のUAEダービーを快勝し、重賞初制覇を果たしたアドマイヤデイトナ。3頭横一線の叩き合いからしぶとい粘り腰で差し返して快勝。内枠スタートから早めの1コーナーという条件を考慮し、逃げの手を打った鞍上のC.ルメール騎手の判断も見事でした。積極的なレース運びで終始先行し、最後も激しい追い比べをわずかの差で凌いで優勝と、このスピードで押し切る競馬は米国競馬とも合いそうです。前走後に即座に遠征を決めて米国入りした陣営の判断からも、高い期待度がうかがえます。
ジャーナリズム(牡3、M.マッカーシー厩舎)
前走のサンタアニタダービーを制し、G1初制覇を果たしたジャーナリズム。デビュー戦は1200m戦で3着敗退と好調なスタートは切れませんでしたが、マイル以上の距離で4連勝と距離を伸ばしてパフォーマンスを上げてきました。後方で控え、長く良い脚を使って押し上げて差し切るのが同馬のスタイルで、スタミナは抜群。脚質的にもさらなる距離延長は大歓迎でしょう。鞍上は、日本でも2011年高松宮記念を勝利しているU.リスポリ騎手を予定しており、5連勝での戴冠を狙います。