【金鯱賞2021予想】大阪杯の前哨戦!デアリングタクトやグローリーヴェイズなど出走予定馬を考察

春の中京競馬の開幕週を飾る重賞は、大阪杯やドバイの前哨戦となる「金鯱賞」です。3月開催となってから徐々にG1級の馬が出走するレベルになってきた印象があり、本番へ直結する一戦として見逃せない一戦です。

デアリングタクト(牝4、杉山晴紀厩舎)

無敗で牝馬3冠を達成したデアリングタクト。初黒星が付いた前走のジャパンCでは、直線モタれる場面を矯正しながらアーモンドアイ、コントレイルに次ぐ3着と好走。負けたとはいえ、この馬の実力を改めて確認できたとも言えるでしょう。中京は初となりますが、東京の好走実績からも左回りは問題なさそうで、距離も前走から2F短縮の2000mに戻る点も好材料です。このメンバーが相手なら、ここは負けられないところです。

グローリーヴェイズ(牡6、尾関知人厩舎)

昨年秋に京都大賞典を制したグローリーヴェイズ。春は宝塚記念で17着に大敗しましたが、得意の京都へ戻して巻き返してきました。前走のジャパンCでは5着に敗れましたが、0.3秒差の5着なら大健闘でしょう。その走りからも左回りは心配なさそうで、休養十分で迎えるここは好勝負が期待できそうです。

ポタジェ(牡4、友道康夫厩舎)

現在4連勝中の上がり馬、ポタジェ。今回重賞初挑戦となりますが、ここまで2着以下が一度もなく、連対率100%とまだ底を見せていない魅力があります。前走はリステッドの白富士Sで速い東京の馬場で重賞の常連であるサンレイポケットを抑えて完勝しており、重賞級のポテンシャルを示しています。今回はデアリングタクトという同年代の強敵がいますが、どこまでやれるか期待度は高く、真価が問われるレースになりそうです。