【金鯱賞2025予想】大阪杯の前哨戦!プログノーシスやデシエルトなど出走予定馬を考察
春の中京競馬の開幕週を飾る重賞は大阪杯やドバイの前哨戦となる「金鯱賞」が行われます。3月開催となってから徐々にG1級の馬が出走するレベルになってきた印象があり、本番へ直結する一戦として見逃せない一戦です。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。
プログノーシス(牡7、中内田充正厩舎)
金鯱賞3連覇を狙うプログノーシス。前走の有馬記念はスタートで出遅れてスローペースと展開向かず、全く力を発揮できずに11着敗退。初の二桁着順敗退となりました。前走を除けば重賞は11戦して【3-3-2-3】と安定しており、末脚の安定感は抜群です。昨年の金鯱賞ではG1馬のドゥレッツァを相手に5馬身差を付けて圧勝しており、地力はこのメンバーでは上位。西村淳也騎手との新コンビでどんな競馬を見せてくれるのかにも注目です。
デシエルト(牡6、安田翔伍厩舎)
前走の中日新聞杯を逃げ切り、重賞初制覇を果たしたデシエルト。前半58秒8、後半59秒6とハイペース逃げではあったものの、馬場も見方して楽なマイペース逃げに持ち込めました。内で脚をしっかりと溜め、直線もしっかりと2馬身差を付けて逃げ切る危なげない競馬で完勝。2走前のアンドロメダSでもハナを切って向正面から徐々に後続を突き放して完勝と、近2戦は強い勝ちっぷりです。本格化した勢いそのままに、重賞連勝となるかに注目です。
ラヴェル(牝5、矢作芳人厩舎)
前走のチャレンジC・1着から参戦するラヴェル。序盤は無理せず中団で控えて脚を溜め、前が飛ばす差し馬向きの展開に。直線は最後まで脚を伸ばして後続を完全に封じて快勝しました。2走前のエリザベス女王杯でも8枠スタートから終始外を走る形で進め、勝負どころでは大外をぶん回して2着に食い込んで善戦。2歳時にはアルテミスSを快勝して早々に重賞Vを果たしましたが、3~4歳は不振が続いていました。エリザベス女王杯から一変してパフォーマンスが上がっており、ここへ来てようやく本格化。目標は大阪杯となりますが、ここで弾みを付けて本番へと向かいたいところです。