【京都ハイジャンプ予想2025】技量が問われる難度の高い一戦!アンクルブラックやレッドバロッサなど出走予定馬を考察

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京都の土曜8Rは障害G2「京都HJ」が開催です。コースは京都3930mの障害コースで、2週目の内回りには高さ0.8m、長さ15.9mのバンケット障害と呼ばれる台があり、この台の上に飛び乗ってまた降りるという特殊な障害があるのが特徴的なレースです。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。

アンクルブラック(牡5、高橋亮厩舎)

障害オープンを2連勝中のアンクルブラック。3歳まではダート中距離路線で奮闘していましたが、結果を出せずに昨年障害へ転身。初戦こそ見せ場なく8着に敗れましたが、その後は【3-1-2-0】と崩れておらず、位置取りも安定して前を取ることが出来ています。前走も序盤から内をキープし、中団で脚を溜めてラストの3コーナーから一気に脚を伸ばして5馬身差の圧勝と、全く危なげない競馬でした。今回は重賞初挑戦となりますが、今回はメンバーレベルも驚くほど高いという印象はなく、勝ち負けの期待は十分でしょう。

レッドバロッサ(セ6、佐藤悠太厩舎)

前走の三木ホースランドJS・1着から参戦するレッドバロッサ。安定して好位から中団で脚を溜めることができ、しまいの脚も堅実です。平地時代に3勝クラスまで勝ち上がっている実績通り、追走力・末脚は上位。今年初戦の中山新春ジャンプS(OP)こそ5着に敗れましたが、続くオープン戦で3着、前走の三木ホースランドJS・1着と上昇度も高い1頭です。昨年11月の京都ジャンプSは4着と善戦止まりでしたが、この半年で着実に力は付いており、今なら上位争いは可能でしょう。

アサクサゲンキ(セ10、四位洋文厩舎)

古豪ジャンパー・アサクサゲンキは昨年3着の雪辱を果たすべく今年も参戦。昨年11月は京都ジャンプS・2着、イルミネーションJS・1着と好調でしたが、今年初戦の前走小倉ジャンプSは早い段階で失速して11着に敗退しました。年齢的な衰えが出てきてもおかしくはありませんが、四位厩舎への転厩やリフレッシュの効果でパフォーマンスを上げてくる可能性も十分。いずれにせよ、ここでも力を出せないようならさすがに今後も厳しい見方となるだけに、ここは試金石の一戦となりそうです。