【京都ジャンプS予想2021】注目の障害G3!タガノエスプレッソやホッコーメヴィウスなど出走予定馬を考察

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今週の阪神競馬では障害重賞の「京都ジャンプステークス」が開催。例年京都の障害3170mで行われているレースですが、今年は京都競馬場改修工事の影響で阪神の障害3140mで開催されます。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので、各馬を考察していきたいと思います。

タガノエスプレッソ(牡9、五十嵐忠厩舎)

昨年の京都ジャンプSの覇者、タガノエスプレッソ。年末の中山大障害では3着、今年初戦の中山グランドジャンプでも3着と障害G1でも善戦。昨年の京都ジャンプSも逃げ切っているように、先行力が武器の馬でしたが、中山大障害ではこれまでのような逃げではなく中団に控えてスタミナを温存する競馬で距離の不安を克服。一気に距離短縮となるここは、得意の先行力が生きてくるでしょう。

ホッコーメヴィウス(セ5、清水久詞厩舎)

東京ジャンプSと東京ハイジャンプでいずれも2着に好走したホッコーメヴィウス。東京ジャンプSでは道中でポジションを下げるも、最後はしっかり伸びてハナ差の2着。続く新潟ジャンプSは中団から進めて伸びずに8着に敗れましたが、使い詰めのローテーションと前残りの展開に泣いた形。その後の東京ハイジャンプではハナを切って押し切りを図り、勝ち馬ラヴアンドポップとの叩き合いの末僅差の2着としっかり巻き返してきました。東京向きのストライド走法をする典型的なサウスポーなので、阪神コースでどこまでやれるかがポイントとなりそうです。

ケンホファヴァルト(牡8、森秀行厩舎)

昨年末の中山大障害と、今春の中山グランドジャンプでいずれも2着に好走したケンホファヴァルト。障害へは昨年5月に転身と障害歴はまだ浅く、重賞は未勝利の馬ですが、未勝利を勝ち切ってから秋陽JSで3着、9番人気と前評判が厳しかった中山大障害でもメイショウダッサイの2着と大健闘しており、G1でも十分通用する能力の高さがあります。芝の平地で3勝クラスで戦っていたこともあり、平地力の高さも魅力。G3のここは地力上位で、重賞初制覇に期待です。