【京都新聞杯2025予想】ダービーの前哨戦!トッピボーンやキングスコールなど出走予定馬を考察

京都競馬の土曜メインは日本ダービーの前哨戦「京都新聞杯」です。優先出走権はないものの、勝てばダービー出走が叶う一戦となります。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。

トッピボーン(牡3、笹田和秀厩舎)

阪神芝2000mの1勝クラスを快勝したトッピボーン。レースは7頭立ての小頭数で、緩みのないペースを最後方から追走。直線では外から上り最速の脚で追い込み、4馬身差突き放して圧勝と強い勝ちっぷりでした。勝ち時計の1分57秒9も好時計で、ラスト1Fは流す余裕がありながらも11秒3をマークといったレースぶりからも、距離は1F延びても融通が利きそうな気配。引き続き武豊騎手とのコンビで重賞初勝利を狙います。

キングスコール(牡3、矢作芳人厩舎)

皐月賞・7着から参戦するキングスコール。スタートで大きく立ち遅れてしまったことが大きな敗因としてはありますが、それでも0秒7差の7着まで押し上げたのは評価できます。2走前のスプリングSでも出遅れと落鉄で序盤はまともな競馬ができていませんでしたが、早めの動き出しからラストもう一伸びしての3着は立派です。スタートの課題は残していますが、素質は上位。スムーズな競馬ができれば、反撃は十分にあるでしょう。

エムズ(牡3、池江泰寿厩舎)

前走の大寒桜賞を快勝したエムズ。番手追走から直線で上り最速の脚で後続を突き放し、3馬身半差の圧勝でした。1コーナーの入りで他馬と接触する場面がありましたが、ひるまずラストは長く良い脚を使えており、勝負根性とスタミナは上位。半姉ダノンファンタジーはG1阪神JF勝ち馬という良血で、血統的にも大物感があります。ダービーへ向かうためにもここは負けられない一戦となります。