【レパードS予想2020】ダート界の登竜門!デュードヴァンやラインベックなど出走予定馬を考察

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3歳馬限定で行われる今年最後のダート重賞「レパードステークス」が新潟競馬場で開催されます。2009年に勝ったトランセンドや2012年に勝ったホッコータルマエ、2016年の2着馬のケイティブレイブなどがその後ダートG1競走で勝利していることからも、ダート界の登竜門と言ってもいいレースでしょう。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしてみたので、各馬を考察してみたいと思います。

デュードヴァン(牡3、加藤征弘厩舎)

昨年10月に東京ダートでデビューし、続くカトレア賞も制して快調なスタートを決めたデュードヴァン。3戦目は芝のマイルG3アーリントンCに挑戦するも、見せ場のないまま11着に敗退しました。ダートへ戻した青竜Sではタガノビューティーやダノンファストといった有力馬をおさえて勝利する強い競馬を見せました。前走のユニコーンSでは出遅れてかなり後ろ目からの競馬となりましたが、直線は抜群の手応えで前を交わして5馬身差の完勝とここでも手強い相手に強い競馬を見せました。ジャパンダートダービーにも登録していましたが、これを回避しこちらを選択。前走に続き左回りで直線の長いここは上位必至か。

ラインベック(牡3、友道康夫厩舎)

2歳時には東京スポーツ杯2歳Sで3着、ホープフルSで4着に好走したラインベック。今年は皐月賞・15着、NHKマイルC・8着とクラシックなどのG1戦線に挑むも結果を残せませんでした。夏からはダートへ転身し、初戦の西脇特別を逃げ切って快勝し、ダート適性の高さを示しました。キレよりもスピードの持続性がある馬で、ダートは向いてそうな気配はありますが、前走は高速馬場で前残りと展開に恵まれた感もあるので、ここが試金石の一戦となりそうです。

ミヤジコクオウ(牡3、川村禎彦厩舎)

昨年11月に京都のダートでデビューしたミヤジコクオウ。順調に勝利を挙げ、2走前のリステッド競走鳳雛Sを3馬身差で快勝すると、続くジャパンダートダービーでは4番手で進めて5着とまずまずの結果。2番人気と上位人気に推されての5着なので期待通りというわけではありませんでしたが、休み明けで輸送ありと調整が難しかった部分もあります。ひと叩きされた上積みが見込めるここはいよいよ本領発揮となりそうです。