【毎日杯2025予想】G1馬多数輩出の出世レース! リラエンブレムやキングノジョーなど出走予定馬を考察

今週の阪神競馬の土曜メインは3歳重賞の「毎日杯」です。2021年の勝ち馬シャフリヤールはその後日本ダービーを快勝、2019年の勝ち馬ブラストワンピースは同年の有馬記念を優勝し、その前の勝ち馬アルアインはその後皐月賞を優勝するなど、近年は出世レースとしても注目を集めている一戦です。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。
リラエンブレム(牡3、武幸四郎厩舎)
前走のシンザン記念を快勝したリラエンブレム。序盤は好位を追走しましたが、外から行く馬がいたので中団へ下げ、直線は上がり最速の脚で2馬身半突き放して重賞初制覇を達成。2着馬のアルテヴェローチェもサウジアラビアRCの覇者であり、レースレベルも高い一戦でした。デビュー戦と前走はいずれもマイル戦でしたが、少々忙しそうな印象も受けました。1Fの距離延長はプラスとなりそうで、持続力ある末脚は阪神の1800mでも通用する可能性が高そうです。無敗で重賞連勝となるかに注目です。
キングノジョー(牡3、田中博康厩舎)
前走の京成杯・4着から参戦するキングノジョー。1000m通過は58秒3というハイペースを3番手の好位を追走。勝負所で押し上げ4コーナーで先頭に立つも、坂の上で厳しくなり交わされての4着敗退でした。厳しいペースで差し有利の展開で1頭最後まで粘って勝ち馬と0秒2差は負けて強しの内容と言って良いでしょう。距離短縮となる今回は押し切れる可能性も高そうです。新コンビを組む坂井瑠星騎手は昨年の毎日杯をメイショウタバルで制しており、連覇となるかにも注目です。
ファンダム(牡3、辻哲英厩舎)
前走のジュニアCを快勝したファンダム。好位から前を見ながらスムーズに折り合って追走し、早め先頭から押し切って快勝しました。抜け出して先頭に立った際に気を抜くところが見られましたが、危なげない競馬で完勝。2着馬のモンドデラモーレは続くファルコンSで2着に好走していることから、ファンダムも素質は重賞級と見て良いでしょう。デビュー戦、ジュニアCといずれもマイル戦を連勝していますが、まだまだ余裕はたっぷりあり、1Fの距離延長も全く問題なさそうです。