【中山牝馬ステークス予想2025】ヴィクトリアマイルへ繋がる一戦!クリスマスパレードやシランケドなど出走予定馬を考察

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中山競馬の土曜メインはヴィクトリアMの前哨戦「中山牝馬S」が開催です。中山で行われる牝馬限定のハンデG3ということで穴馬の激走も多い一戦ですが、まずは有力馬からの考察が基本。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。

クリスマスパレード(牝4、加藤士津厩舎)

中山金杯・4着から参戦するクリスマスパレード。初の古馬相手に逃げの手を打つ積極的な競馬を見せ、厳しいペースで早めに競りかけられながらも崩れずに4着に善戦したのは好感が持てます。昨年9月の紫苑Sでは番手追走から抜け出してレコードで快勝しており、高速決着でも結果は出しています。開幕2週目の馬場も向くはずで、中山コースも4戦3勝と適性は申し分なし。得意の舞台で牝馬同士のG3なら押し切れるでしょう。

シランケド(牝5、牧浦充徳厩舎)

前走の魚沼Sを快勝してオープン入りしたシランケド。デビュー戦の9着を除けば全てのレースで3着内を確保しており、安定感は抜群。ゲートが苦手で出遅れ癖がある馬ですが、9戦中7戦で上がり最速の脚を使っており、しまいの脚は堅実です。中山コースも紫苑S・3着、2勝クラス・2着など同じ内回りの2000mで結果を出しており、適性は問題なし。昇級初戦で相手も強化されますが、連勝中の勢いと安定感の高さからも無視はできない1頭です。

ミアネーロ(牝4、林徹厩舎)

前走のターコイズS・8着から巻き返しを狙うミアネーロ。スタートで遅れて、他馬にもぶつけられて位置取りを下げざるを得ない展開となるなど全体的に噛み合わなかったレースという印象。1番人気の期待を裏切り結果とはなりましたが、極端に評価を落とす必要も無いでしょう。中山コースは1800mのフラワーC・1着、2000mの紫苑Sでも2着と実績は十分。桜花賞はパスしましたが、マイル戦だと不安を残す同馬の適性を考えれば好判断だったとも言えそうです。得意な距離とコースで重賞2勝目を狙います。