【新潟2歳S予想2019】大物誕生なるか?注目の2歳戦!モーベットやウーマンズハートなど出走予定馬を考察

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今週の新潟の日曜メインは2歳重賞の「新潟2歳S」です。新潟、福島、小倉、中京、東京、各地から新馬戦や未勝利戦を勝ってきた2歳馬達が集まり、デビュー後初となる重賞戦に挑みます。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしてみましたので、各馬を考察してみたいと思います。

モーベット(牝2、藤沢和雄厩舎)

東京のデビュー戦を圧勝したモーベット。父は三冠馬のオルフェーヴル、母は重賞4勝のアイムユアーズという良血で、デビュー前から前評判の良かった馬ですが、レースでも圧巻の走りを披露しました。レースはスタートで出遅れて最後方からの競馬となるも、直線では大外から上がり33秒8の末脚で内の馬を一気交わして2馬身差の完勝。馬体や毛色などはもちろん、走る姿は父を彷彿させるものでした。まだ粗削りなレースぶりではありますが、今後の成長が楽しみな1頭です。

ウーマンズハート(牝2、西浦勝一厩舎)

新潟マイルのデビュー戦を圧勝したウーマンズハート。こちらは父ハーツクライ、母レディオブパーシャという血統です。デビュー戦は中団から追走し、スローペースの中でしっかりと折り合いのついた走りが出来ておりました。ラストの直線でも外に持ち出されると待ったままで先頭に立ち、鞍上の合図があると上がり32秒0の鬼脚を披露し、一気に突き放して3馬身半差で完勝しました。上がり32秒を出せる瞬発力のある脚は今後も大きな武器となりそうです。

ペールエール(牡2、安田隆行厩舎)

中京1400mのデビュー戦を圧勝したペールエール。父はダイワメジャー、母はアピールIIという血統。レースでは逃げた馬の後ろについて番手から追走。ゴール前で逃げ馬をとらえて1馬身差をつけて快勝しました。デビュー戦ですでに500kgあり、マイルでも期待できる馬格を持っております。前走は重馬場で快勝しており、重たい馬場も苦にしないパワータイプという印象。ラスト2Fは11秒6-11秒4と加速ラップも良く、完成度の高い1頭です。

他にも、東京1400mを好タイムで快勝したグランチェイサーや、完成度の高さが目立つタイムマシンなど、期待度の高い2歳馬たちが今年も集まりました。新潟2歳Sは8月25日(日)に、新潟競馬場の第11Rで実施。発走時間は15時45分の予定。