【新潟大賞典2020予想】春の新潟開催の目玉レース!エアウィンザーやギベオンなど出走予定馬を考察

今週からは春の新潟競馬が開催。開幕週を飾る重賞はハンデG3の「新潟大賞典」です。春の新潟開催の目玉レースで、エプソムCやサマー2000シリーズといった中距離重賞路線へ向けた出発点となる一戦です。今回は出走を予定している競走馬の中でもとくに人気が集まりそうな有力馬3頭をピックアップしてみました。

エアウィンザー(牡6、角居勝彦厩舎)

2018年のチャレンジカップの勝ち馬、エアウィンザー。昨年の金鯱賞で3着、G1の大阪杯でも5着に好走しており、2000mはベストな舞台です。昨年の京都大賞典(12着)後に右前球節の剥離骨折が発症し戦線離脱していましたが、7か月ぶりに実戦復帰となります。実績的には上位の存在で上位人気に推されそうですが、復帰初戦のハンデ戦でどこまでやれるか。新潟は初となりますが、これまでスローからの上がり勝負で好走しており、長い直線の2000mは合いそうで、能力だけで好走してもおかしくなさそうです。

ギベオン(牡5、藤原英昭厩舎)

2018年の中日新聞杯の勝ち馬、ギベオン。中日新聞杯以降は勝ちから遠のいていますが、前走の金鯱賞では4着に善戦。中日新聞杯では流れた中でも中団外から直線で抜け出し勝利しており、速い流れでもひと足使える強みがあります。ただ、前走の金鯱賞ではスタートしてすぐに内に潜り込んで、スローペースの流れの中でも道中の立ちまわりも完璧な競馬を展開しており、スローでも強い内容の4着でした。スムーズに捌けていればさらに上位となっていた可能性は高く、能力は高い馬。巻き返しとなるかに注目です。

ダイワキャグニー(牡6、菊沢隆徳厩舎)

前走金鯱賞・3着のダイワキャグニー。 もともと控える競馬をしてきた馬でしたが、昨年のメイSを先行して快勝してからは逃げ・番手の競馬を展開しており、オクトーバーSでは番手から進めて快勝。金鯱賞でも逃げてスローペースに持ち込み3着に粘っており、前で競馬をするスタイルが定着してきました。キャリア7勝は全て東京コースで左回りは得意な舞台。新潟コースは昨年の新潟記念で16着に敗れていますが、競馬の幅が広がった今なら結果も違ってくるはず。

他にも、連勝中の上がり馬ブラヴァスや、大阪城Sを快勝したレッドガランなど、勢いのある馬たちが揃いました。新潟大賞典は5月10日(日)に、新潟競馬場の第11Rで実施。発走時間は15時20分の予定。