【JRA新潟ジャンプS予想2021】秋の障害G1を占う一戦!フォイヤーヴェルクやホッコーメヴィウスなど出走予定馬を考察

平地競走用の芝コースに可動式の置き障害を設置して行われる「新潟ジャンプステークス」が今週土曜、新潟の8Rで開催されます。秋の大一番である中山大障害へ大きな弾みをつけたい一戦で、秋の障害G1を占う上でも見逃せない一戦です。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしてみたので、各馬を考察してみたいと思います。

フォイヤーヴェルク(牡8、池江泰寿厩舎)

昨年の新潟ジャンプSの覇者、フォイヤーヴェルク。その後は阪神ジャンプS・7着、オープンの春麗ジャンプSでも6着、東京ジャンプS・9着と大敗続きですが、新潟の障害コースは2戦2勝と好成績です。飛越にやや安定感が欠けるところがあるので、生垣よりも新潟のようなハードル競走の障害の方が力を発揮できるはず。得意舞台に移る今回は巻き返しが期待されます。

ホッコーメヴィウス(セ5、清水久詞厩舎)

昨年10月から障害へ転身したホッコーメヴィウス。段々と障害に慣れて飛越も整ってきており、2走前のオープンで大差勝ち後、前走の東京ジャンプSでも2着に好走と近走は快調です。前走は序盤先行して3コーナー辺りで後退するも、直線は上がり最速の脚で最内から伸びてハナ差の2着と好内容でした。いよいよ本格化といったムードで、重賞初制覇も遠くはないでしょう。

ハルクンノテソーロ(牡7、和田雄二厩舎)

ダートG3のユニコーンS・2着の実績があるハルクンノテソーロ。もともとダート1400mを主戦場としていましたが、二桁着順の惨敗が続き、今年5月に障害へ転身。障害デビュー戦は中盤番手まで上がっていき、上がり最速をマークして2着に好走しました。続く未勝利戦ではハナを切って上がり最速で快勝と障害への高い適性を見せました。平地力が高く、置き障害の新潟コースなら同馬の強みが生きてきそうです。