【日経賞2021予想】天皇賞春の前哨戦!カレンブーケドールやワールドプレミアなど出走予定馬を考察

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中山競馬の土曜メインは天皇賞春の前哨戦となる「日経賞」です。春の古馬中長距離路線を占う上で重要な一戦です。今回は出走予定馬の中でも人気が集まりそうな有力馬3頭をピックアップしてみました。

カレンブーケドール(牝5、国枝栄厩舎)

2019年のオークス、秋華賞、ジャパンCではいずれも2着、昨年は京都記念、オールカマーでいずれも2着に好走しているシルバーコレクターのカレンブーケドール。G1で三度も2着に好走しながら未だ重賞未勝利の身ではありますが、大崩れもない馬で、中山はオールカマー2着、紫苑Sで3着などの好走歴があり、今回も軸には最適。2走前のジャパンC・4着、前走の有馬記念・5着と今一つな結果が続いていますが、今回は相手関係がかなり楽になるので、待望の重賞勝ちの大チャンスと言えそうです。

ワールドプレミア(牡5、友道康夫厩舎)

2019年の菊花賞馬・ワールドプレミア。前走の有馬記念は積極策が裏目に出た形で5着に敗れましたが、勝負処でポジションを下げざるを得ない不利があったことを考えると十分健闘しています。当初は大阪杯に参戦予定でしたが、距離や相手関係から天皇賞春を目標に変更し、日経賞へ矛先を変えてきました。順調に使えるようなら、いつでも主役をはれる1頭です。

ステイフーリッシュ(牡6、矢作芳人厩舎)

2018年の京都新聞杯以降、勝ち星から遠ざかっているものの、昨年は重賞6戦中4戦が馬券圏内と堅実さは健在。今年初戦の京都記念では番手追走から早めに先頭に立って2着に粘っており、自分の型に持ち込めればしぶとい競馬ができる1頭です。中山はアメリカJCCで2着、4着、オールカマーで3着と長い距離の中山の好走実績が豊富で、今回はベスト条件と言って良いでしょう。大崩れのない馬だけに軽視できない1頭です。