【日本ダービー(東京優駿)2025予想】3歳馬の頂点を決める大一番!クロワデュノールやミュージアムマイルなど出走予定馬を考察

いよいよ日本ダービー開幕です!「最も幸運な馬が勝つ」と言われる日本ダービー(東京優駿)ですが、今年の日本ダービーを制すのは果たしてどの馬か?今回は出走を予定している競走馬の中でもとくに人気が集まりそうな有力馬3頭をピックアップしました。
クロワデュノール(牡3、斉藤崇史厩舎)
ホープフルSの覇者で、前走の皐月賞・2着から参戦するクロワデュノール。序盤は前がやりあったこともあって前半1000m通過59秒3と馬場が速いことを考えても前半から流れたレースでした。後半1000m通過57秒7のラスト5F戦という展開となり、これを追い出して坂下で先頭に立ち、最後はミュージアムマイルに交わされての2着惜敗。道中は捲ってきた馬が寄ってきた影響で不利を受け、下げる場面もありました。皐月賞以外では3戦3勝の安定感を誇り、距離延長で末脚をフルに活かせる東京替わりは歓迎材料となるでしょう。
ミュージアムマイル(牡3、高柳大輔厩舎)
一冠目の皐月賞を制したミュージアムマイル。中団に付けてスムーズに追走していましたが、向正面では斜行した馬の影響で寄られる不利を受けます。ただ、これを強気に外へ跳ね返してものともせず、直線は差しきれるかどうかという位置からうなりをあげるような加速を見せ、終わってみれば1馬身半差の完勝でした。ワンパンチ足りない同馬を強気な騎乗で見事に勝ちきったJ.モレイラ騎手の手腕も見事でしたが、今回はD.レーン騎手に替わって二冠目を狙います。2020年のコントレイル以来の二冠馬となるかに注目です。
マスカレードボール(牡3、手塚貴久厩舎)
皐月賞・3着から参戦するマスカレードボール。スタート後の接触で道中は後ろで控えて追走。先行して押し切って勝った2走前の共同通信杯から一転して控える競馬でしたが、それでも馬群後方でしっかりと折り合い、直線は鋭いギアチェンジで上り2位の33秒9の脚で3着に食い込んできたのは地力の高い証拠。東京コースはリステッドのアイビーS・1着、共同通信杯・1着で2戦2勝。決め手は一級品で、距離さえ持てば高いパフォーマンスが期待できるでしょう。