【オークス(優駿牝馬)2025予想】牝馬クラシックの第二弾!エンブロイダリーやアルマヴェローチェなど出走予定馬を考察
いよいよ牝馬クラシック第2弾「オークス(優駿牝馬)」が東京競馬場で開催です。3歳牝馬の頂上決戦というだけあって、毎年レベルの高い戦いが繰り広げられます。各馬にとって走り慣れない長距離戦となりますが、近年はマイラーでも十分に太刀打ちできる傾向が強まってきている印象もあります。今回は出走を予定している競走馬の中でもとくに人気が集まりそうな有力馬3頭をピックアップしました。
エンブロイダリー(牝3、森一誠厩舎)
一冠目の桜花賞を制したエンブロイダリー。向正面で斜行して他馬に迷惑をかけてしまう場面もありましたが、自身は馬群でしっかりと折り合い、3~4コーナーは悪い内馬場を避けて外へ出すと、直線も外から一気に交わして快勝。2走前のクイーンCでは被されずに番手から先行する形で快勝しましたが、前走は馬群からの競馬で快勝と違う形でこの勝ちっぷりは馬が強い証拠でしょう。そのクイーンCぶりにコンビを組むルメール騎手とうまく呼吸を合わせられれば、あっさり2冠達成も。
アルマヴェローチェ(3、上村洋行厩舎)
桜花賞・2着から参戦するアルマヴェローチェ。内枠&先行勢が苦しむ外差し競馬となった中、中団の後ろを追走し、直線は外から上り最速33秒9の脚で追い上げてクビ差の2着に好走。4ヶ月ぶりの実戦で馬体重14kg増という状態でしたが、この勝ちっぷりはしっかりと成長している証拠。手綱を握ってきた主戦の岩田望来騎手も「マイルより距離が延びたほうがいい」とコメントしており、距離延長となるオークスでリベンジを狙います。
リンクスティップ(牝3、西村真幸厩舎)
桜花賞・3着から参戦するリンクスティップ。スタートで出遅れ&接触で流れに乗れませんでしたが、大外ぶん回しの競馬でも最後までよく伸びて3着に好走。3コーナーでも15番手後方と絶望的な位置でしたが、あの位置から外を回しての3着は強くないと出来ない芸当です。エンジンのかかるも遅いタイプですが、距離延長は間違いなくプラスとなりそうで、オークスの条件なら勝ち負けの期待は十分です。