【クイーンC予想2021】牝馬クラシックへと繋がる一戦!ククナやアカイトリノムスメなど出走予定馬を考察

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東京競馬の土曜メインは3歳牝馬が飛躍する一戦「クイーンC」です。舞台が東京マイルという事で、同じ距離の桜花賞を意識した馬の出走が多く、オークスなど牝馬クラシックへと繋がるレースとして注目度が高い一戦です。今回は中でも人気が集まりそうな有力馬3頭をピックアップしてみました。

ククナ(牝3、栗田徹厩舎)

昨年8月に札幌の芝1500mでデビューしたキングカメハメハ産駒のククナ。秋はアルテミスSで中団外から脚を伸ばしてソダシの2着に好走しました。今年初戦のシンザン記念では1番人気に推されるも、大外枠も響いて末脚が不発に終わり、4着敗退。牝馬同士なら力は上で、広い東京コースに替わるここなら巻き返しは十分可能でしょう。

アカイトリノムスメ(牝3、国枝栄厩舎)

昨年8月に新潟の芝1600mでデビューしたディープインパクト産駒のアカイトリノムスメ。その新馬戦は7着に敗れましたが、その後は東京のマイル戦で2連勝を果たしました。前走の赤松賞は3コーナー辺りで左にモタれるなど非力な部分を見せながらも、唯一上がり33秒台をマークし快勝する強い内容の競馬を披露しました。脚質的にも東京コースはベスト舞台。母はアパパネで父母ともに三冠馬の超良血で、素質の高さからも注目度の高い1頭です。

リフレイム(牝3、黒岩陽一厩舎)

昨年7月に新潟の芝1600mでデビューしたアメリカンファラオ産駒のリフレイム。新馬戦は4コーナーから外へ膨らみ直線は外ラチ沿いまで行きながらも快勝し、“逸走娘”として話題を集めた1頭です。前走の京王杯2歳Sは5着に敗れましたが、馬群の中で我慢ができており、成長を見せています。持続力のある長く良い脚を使うタイプで、距離が伸びるのはプラスに働きそうで、牝馬限定となるここなら巻き返しは十分可能でしょう。