【クイーンエリザベス2世カップ予想2025】香港の中距離王者決定戦!リバティアイランドやタスティエーラなど出走予定日本馬を考察

香港競馬のシーズン下半期における中距離王者決定戦「クイーンエリザベス2世C」が27日、香港のシャティン競馬場で開催されます。今回は同レースに出走する3頭の日本馬をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。

リバティアイランド(牝5、中内田充厩舎)

前走のドバイターフ・8着から参戦するリバティアイランド。中団追走から直線勝負にかけましたが、伸び切れず8着に敗退しました。状態面が整いきっていなかったという理由だけなら、次走も期待できそうですが、パフォーマンスは落ちてきているという現状。ただ、叩き良化型でもあるのでここで良くなっている可能性も十分あるでしょう。シャティンの2000mは昨年の香港Cで2着に好走したばかりの舞台で、ドバイの芝から実績ある舞台へ替わるのも好材料。得意舞台での巻き返しに期待です。

タスティエーラ(牡5、堀宣行厩舎)

前走の香港C・3着から参戦するタスティエーラ。2番手追走と積極的に先行し、最後はロマンチックウォリアーとリバティアイランドに交わされつつも粘っての3着入線。要所からの機動力や切れ味では2頭に劣りますが、天皇賞・秋2着に続く好走で、一昨年の冬から続いていたスランプからようやく脱出できたという印象です。今年初戦となりますが、上昇度は高く好調キープなら勝ち負けでしょう。3着に好走したばかりのシャティンの2000mが引き続き舞台となる点も好材料で、香港での連続好走に期待です。

プログノーシス(牡7、中内田充厩舎)

前走の金鯱賞・6着から巻き返しを狙うプログノーシス。スタートでの出遅れはいつものことでしたが、中京巧者と言われた同馬が絶好の舞台でパフォーマンスを落としたのは気がかり。ただ、シャティン2000mは2023年と2024年のクイーンエリザベス2世Cで2年連続2着、2023年の香港Cで5着とすでに高い適性を見せており、現地の経験と適性においては日本調教馬ではナンバーワン。J.マクドナルド騎手との初コンビで完全復活を果たすことができるかに注目です。