【サウジカップ2025予想】世界最高賞金競走!フォーエバーヤングやロマンチックウォリアーなど出走予定馬を考察

賞金総額2000万米ドルを誇る世界最高賞金競走「サウジカップ」。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。
フォーエバーヤング(牡4、矢作芳人厩舎)
前走の東京大賞典・1着から参戦するフォーエバーヤング。サウジは昨年2月のサウジダービーで遠征しており、見事に快勝。続くUAEダービーも連勝しており、海外遠征もお手の物。2024年度のJRA特別賞、およびNARグランプリダートグレード競走特別賞馬も受賞しており、日本の競馬界が誇る最強ダート馬と言って良い存在です。ケンタッキーダービー、BCクラシックと米国G1ではわずかな差に泣いたものの、実績や経験は上位。待望の海外G1初制覇のチャンスは十分でしょう。
ロマンチックウォリアー(セ7、C.シャム厩舎)
日本でもお馴染み香港の最強馬・ロマンチックウォリアー。地元香港では春のクイーンエリザベス2世C、暮れの香港Cをいずれも3連覇達成。今年初戦はドバイG1のジェベルハッタを快勝し、7歳となった今年も衰え知らず。昨年は日本の安田記念も制しており、海外戦含めて日本馬に一度も負けたことがなく、日本勢にとって最大のライバルとなる存在です。とは言え今回は初ダートということで、いつもとは勝手も違ってくるはず。ここを勝って世界最強の二刀流馬となるかに注目です。
ウィルソンテソーロ(牡6、高木登厩舎)
前走の東京大賞典・2着から参戦するウィルソンテソーロ。2走前のチャンピオンズCも2着に惜敗しており、いずれのレースも2年連続で2着惜敗と惜しい競馬が続いています。勝ちきれないところもありますが、昨年3月にはドバイワールドCにも出走し4着善戦と、どんな条件でも大きく崩れることがないのが同馬の魅力でもあります。中央、地方、海外とどんな馬場でもある程度の位置に付けてしぶとく粘れる脚力があり、5戦連続で連対中の安定感からも、上位争いの期待は大きい1頭です。