【関屋記念2019予想】G1への出世レース!ケイデンスコールやミッキーグローリーなど出走予定馬を考察

記事「【関屋記念2019予想】G1への出世レース!ケイデンスコールやミッキーグローリーなど出走予定馬を考察」のサムネイル画像

11日はサマーマイルシリーズの第2戦「関屋記念」が新潟競馬場で行われます。天皇賞秋やマイルCSといった秋のビッグレースにも繋がる重要な一戦で、過去にはジャスタウェイ、ダノンシャーク、カンパニーといったG1馬を多数輩出しております。今年もG2馬、G3馬といった強豪達が集まりました。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしてみたので、各馬を考察してみたいと思います。

ケイデンスコール(牡3、安田隆行厩舎)

前走のNHKマイルCでは14番人気ながら2着に大健闘。新潟のマイルは昨年未勝利戦と新潟2歳Sを優勝しており、2戦2勝の実績。また、連対したのは東京、中京、新潟と全て左回りのコースとなっており、左回り適性が高いです。前走のNHKマイルCでは持ち味である持続力が生きる展開となったこともあり、2着に好走することができました。スタミナはある馬ですが、スピード能力の高さは他馬に劣るところがありますので、ここでも持ち味が生きるが展開となれば。G1で見せた上がり最速の脚がここでも炸裂するかに注目です。

ミッキーグローリー(牡6、国枝栄厩舎)

デビュー当初からマイル戦線を主戦場としており、重賞初挑戦となった昨年秋のオータムハンデを見事優勝し、重賞初制覇を達成。その後のマイルCSでも5着に善戦し、マイル重賞戦線で活躍を見せております。上位勢が内目を通った中で、外を回ったロスがありながらの5着は着順以上に評価できます。今年は春のダービー卿チャレンジトロフィーで復帰する予定でしたが、骨折により延期に。ここを目標に再度調整され、約9ヶ月ぶりの実戦となります。持続力のある末脚は新潟の長い直線と相性が良さそうですが、休み明けで力を発揮できるかに注目です。

サラキア(牝4、池添学厩舎)

昨年はローズS・2着から、秋華賞・4着と牝馬クラシック路線でも活躍。今年は初戦の京都金杯で7着、阪神牝馬Sで10着と凡走続きでしたが、前走のエプソムCでは初めて逃げの手に出て2着に好走。2走前の阪神牝馬Sでは、3ヶ月の休み明けで14頭立ての最内枠で包まれる競馬となってしまっての10着なので、大きく割り引く必要もなさそうです。前走は初の逃げる競馬で好走しましたが、出遅れ癖があり普段は後方からの競馬がほとんど。鋭い決め手もあるので、直線の長い新潟はサラキアと相性が良さそうです。去年は夏場に力をつけており、今年の夏も成長した姿に期待したいところです。

他にも、エプソムC・3着のソーグリッタリングや、新潟大賞典・3着のロシュフォールなど、様々な路線から有力馬が揃いました。秋のG1シーズンへ向けた出世レースになり得る一戦なだけに、目は離せません。関屋記念は8月11日(日)に、新潟競馬場の第11Rで実施。発走時間は15時45分の予定。