【スプリングS予想2022】皐月賞の王道トライアル!アサヒやドーブネなど出走予定馬を考察

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気温も少しづつ暖かくなり、春の訪れも感じる季節となってきました。競馬も春のクラシックシーズンが近づいてきており、中山では皐月賞トライアルの「スプリングS」が開催。今回は出走予定馬の中でも人気が集まりそうな有力馬3頭をピックアップしてみました。

アサヒ(牡3、金成貴史厩舎)

昨年の東京スポーツ杯2歳S・2着馬、アサヒ。今年初戦の共同通信杯では5着に敗れ、デビュー以来初めて連対を外す結果となりましたが、大きく出遅れたことが響いた形で、力負けしたというわけではありません。休み明けで気持ちの面が上手く噛み合わなかった可能性も高く、叩き2戦目のここなら巻き返しも期待できそうです。機動力もあり、最後も33~34秒前半の末脚をコンスタントに使えるのがこの馬の魅力で、中山コースも問題なし。前走で賞金加算できなかった分、ここはしっかりと勝っておきたいところでしょう。

ドーブネ(牡3、武幸四郎厩舎)

4億7000万円で取引された話題の高額馬、ドーブネ。新馬戦、オープンのききょうSとデビュー2連勝を果たすも、続く朝日杯FSでは7着敗退。追走に脚を使って厳しくなった印象も受け、1F延長となる1800mなら楽に競馬も出来るでしょう。皐月賞を見据えた選択なだけに、ここはこなしておきたいところです。「ウマ娘」で話題を呼んだ藤田晋オーナーにとってクラシック初出走がかかった馬でもあり、期待度は高い1頭。新馬戦でコンビを組んだ武豊騎手と再びタッグを組み、クラシックの主役候補に名乗りを上げれるかに注目です。

アライバル(牡3、栗田徹厩舎)

昨年の新潟2歳S・2着馬、アライバル。今年初戦の京成杯では1番人気に推されるも、4着敗退。約5ヶ月ぶりの実戦でプラス16キロの馬体重とやや太め残りの中、スローペースで勝負所も前にスペースが無く外へ出してと、条件が向かなかった印象を受けます。今回は1F短縮の1800mで各馬の意識が前掛かりになる可能性も高く、ペースが流れたロングスパート戦になれば巻き返しも十分可能でしょう。休み明けを叩かれここは上積みが期待できる一戦。クラシックに向けてしっかり権利を獲っておきたい。