【高松宮記念2025予想】春のスプリント王決定戦!ナムラクレアやサトノレーヴなど出走予定馬を考察

温かい日も少しずつ増えてきており、春の訪れがもうすぐそこまで来ているようですね。競馬界でも春のG1シーズン到来を告げる「高松宮記念」がいよいよ今週末に行われます。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。
ナムラクレア(牝6、長谷川浩厩舎)
前走の阪神Cを快勝し、重賞5勝目を果たしたナムラクレア。高松宮記念は2年連続で2着に好走しており、三度目の正直を狙って今年も参戦。スプリント重賞路線では常に上位争いを演じており、崩れることが少ない安定感は魅力です。ただ、G1タイトルだけに手は届いておらず、今年こその想いは強いはず。前走の阪神CはC.ルメール騎手との初コンビを組み、大外一気で見事勝利。舞台適性の高さや実力上位は明白で、ルメール騎手とのコンビで悲願達成となるかに注目です。
サトノレーヴ(牡6、堀宣行厩舎)
香港スプリント・3着から参戦するサトノレーヴ。初の海外遠征でしたが、地元の強豪を相手に僅差の3着は負けて強しの内容。前走で手綱を握った“マジックマン”モレイラ騎手が継続騎乗となる点も好材料で、同馬とは昨年4月の春雷Sでもコンビを組んで見事快勝している実績があります。2走前のスプリンターズSでは1番人気の期待を裏切り7着に敗退していますが、出遅れや太め残りで本来の力が出せなかった印象。状態面さえ整っていれば、巻き返しがあって当然の1頭でしょう。
ママコチャ(牝6、池江泰寿厩舎)
前走のオーシャンSを快勝し、重賞2勝目を果たしたママコチャ。前半33秒6、後半33秒4というハイペースでしたが、開幕週の馬場らしく前有利で、見事に好位抜け出しから押し切って快勝しました。昨年の高松宮記念では距離ロスがあったとは言え、好位3番手からの勝負できる位置でも8着に沈んで敗退。暖かくなるとパフォーマンスが上がってくる馬でもあり、馬場も良馬場希望と注文が付くタイプの馬ではありますが、割り引く材料が少なければ、上位進出は濃厚でしょう。