【宝塚記念2025予想】春のグランプリがいよいよ開催!ベラジオオペラやロードデルレイなど出走予定馬を考察

上半期の中央競馬の総決算となるのが日曜阪神メインレース「宝塚記念」です。2021年はクロノジェネシスが連覇を果たし、2019年はリスグラシューが快勝と、近年は牝馬の好走が目立っています。今年は一体どの馬がグランプリを制すのか?今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。
ベラジオオペラ(牡5、上村洋行厩舎)
前走の大阪杯を制し、連覇を果たしたベラジオオペラ。好枠から折り合いに専念しつつ展開も味方し、阪神適性を存分に発揮して完勝を収めました。負かした相手のレベルも高く、レコード決着のおまけ付きという中身の濃い1着でした。阪神コースは4戦4勝と好成績で、ここはベスト舞台。昨年の宝塚記念は3着敗退も、降雨によるタフ馬場の距離延長戦に加えてメンバー強化と厳しい条件の中での3着は立派です。持ち味である機動力が生きる阪神内回りなら、今年は勝ち切れるでしょう。
ロードデルレイ(牡5、中内田充正厩舎)
前走の大阪杯・2着から参戦するロードデルレイ。ホウオウビスケッツの早仕掛けで流れが一変し、立ち回り戦から差し競馬へと様相が変わった中での2着は負けて強しの内容です。好枠で完璧に運んだ勝ち馬のベラジオオペラも強かったですが、外枠からロスの多い競馬をしながら2着に好走したロードデルレイも高評価に値します。「6-3-0-1」という戦績通り、コース・馬場を問わない安定感も魅力で、このメンバーでも上位争いが期待されます。
アーバンシック(牡4、武井亮厩舎)
前走の日経賞・3着から参戦するアーバンシック。有馬記念・6着、日経賞・3着と古馬戦で連敗中ではありますが、昨年の菊花賞で負かした相手が次々に活躍しており、期待値は上がっています。前走は後方で構えて外を回しての3着で、内容としては全体的に無難な競馬ではありましたが、休み明け&タフ馬場の中での3着なら悲観する必要は無いでしょう。それでもやはり良馬場でやりたい馬で、梅雨時の開催だけに、当日の馬場状態が好走ポイントの一つとなりそうです。