【天皇賞春2025予想】春の古馬長距離王決定戦!へデントールやサンライズアースなど出走予定馬を考察

いよいよ春の古馬長距離王を決めるG1「天皇賞・春」が京都競馬場で開催。スタミナ自慢の競走馬たちが集結する長丁場の一戦です。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。

ヘデントール(牡4、木村哲也厩舎)

前走のダイヤモンドSを快勝し、重賞初制覇を果たしたへデントール。好スタートを決めて5番手を慌てず騒がずじっくりと構えて追走し、直線では上り最速の脚で他馬を4馬身突き放す完勝劇でした。菊花賞でもしまい勝負で2着に好走しており、長距離重賞で2戦連続連対と適性・実績は上位。世代上位の持久力で、再度G1獲りを狙います。

サンライズアース(牡4、石坂公一厩舎)

阪神大賞典を制し、重賞初制覇を果たしたサンライズアース。道中は物見しながらの追走でしたが、途中からハナを奪ってマイペースに落とす絶妙な逃げを展開。ラスト6Fからは11秒台を連発し、後続に脚を使わせて6馬身差で逃げ切りと完勝の内容でした。先行勢不在でパワフルな走法が生きる阪神が舞台と好条件が揃っていたこともありますが、6馬身差の逃げ切りはスタミナが無いと出来ない芸当。京都でも同じ競馬ができれば面白くなりそうです。

ジャスティンパレス(牡6、杉山晴紀厩舎)

2023年の同レースの覇者・ジャスティンパレス。同年は阪神大賞典・1着からのローテーションで臨んで連勝と勢いがありましたが、今年は大阪杯・6着から参戦。結果を出していた3~4歳時と比べると先行力や操縦性が落ちてきた印象もうけますが、昨年はドバイシーマ・4着、天皇賞春・4着、ジャパンCと有馬記念で5着と大きくは崩れていません。坂の下りを使ったロングスパートが狙える京都なら、久々の戴冠もあり得るでしょう。