【安田記念2025予想】春のマイル王者決定戦!シックスペンスやジャンタルマンタルなど出走予定馬を考察
いよいよ春のG1戦線も安田記念と宝塚記念の残り2戦となりました。今週は春のマイル王者決定戦「安田記念」が開催です。マイラーだけでなく、様々な距離に適性のある馬が集まる同レース。今回は出走を予定している競走馬の中でもとくに人気が集まりそうな有力馬3頭をピックアップしました。
シックスペンス(牡4、国枝栄厩舎)
前走の大阪杯・7着から巻き返しを狙うシックスペンス。昨年は無傷の3連勝でスプリングSを勝利し、ダービーでは3番人気の支持を集めた素質馬です。結果は9着でしたが、その後は秋初戦の毎日王冠、続く今年初戦の中山記念を快勝し、G2を3勝と実績は上位。昨年の毎日王冠の勝ちっぷりからも、東京コースも合う印象。前走の大阪杯・7着は2000mが長すぎた印象もあり、マイルへ短縮して復権を狙います。
ジャンタルマンタル(牡4、高野友和厩舎)
香港マイル・13着から参戦するジャンタルマンタル。香港の激戦の疲れが抜けきらず、復帰がここまで延びてしまいましたが、1週前には坂路で4F50.1-1F12.1の好時計をマークして自己ベストを更新と、好調ぶりをアピール。一昨年の朝日杯FSの覇者で、昨年のNHKCも好位から抜け出す正攻法の競馬で快勝と、マイルG1・2勝は立派な実績です。皐月賞のパフォーマンスから本質的には2000m前後が良さそうな気配もありますが、折り合い面を考慮すると1600mの方が信頼度は高いと見て良いでしょう。
ソウルラッシュ(牡7、池江泰寿厩舎)
前走のドバイターフを制し、G1・2勝目を果たしたソウルラッシュ。昨年はマイラーズC、マイルCSを制しハイレベルなマイル重賞戦線で活躍。昨年度の最優秀マイラーを受賞し、7歳にして全盛期を迎えた感があります。安田記念は2022年に13着、2023年に9着、昨年3着と着順を上げてきており、今年は4度目の挑戦で悲願達成を狙います。マイルCSやマイラーズCの結果からベスト舞台は京都という印象が強いですが、現状の上昇度を持ってすれば東京でも高いパフォーマンスが期待できそうです。