【中京記念】グランシルク、今度こそ本賞金加算できるか?!

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今週23日(日)はサマーマイルシリーズの第1弾、中京記念が開催される。今回取り上げさせていただきたい馬はグランシルク(牡5、戸田博文厩舎)だ。

非常に運のない馬と言ってしまえばそれまでだが、重賞だと3着、オープン特別だと2着、こんな競馬がここ4走続いている。オープンなら1着、重賞なら2着以内に入らないと本賞金加算は出来ない。悪くない競馬はをしているのだが、実に勿体ない競馬が続いている。あと少しの所で本賞金加算を逃している。秋に大きなレースに出す為には今の本賞金で弾かれる可能性が非常に高い。

除外が確定的ならダブル登録したオープン特別に回るのも手だが、毎週そんなに上手く番組表は作られていない。このままだと秋のトライアルレースの出走も絶対に大丈夫とは言えなくなったきた。今回の中京記念は2着でも本賞金加算はできるが、出来れば勝っておきたいところ。陣営もここはかなり力の入る一戦。

力が拮抗したメンバー構成、逃げ馬ウインガニオンには今回も要注意!

今回は枠順もかなり重要になってきそうなメンバー構成となっている。先ず間違いなくハナを切るであろうウインガニオンは内枠だとコースロスなく気分良く逃げられてしまうため、できれば外枠に入ってもらいたい。このメンバー相手なら逃げ切れる可能性もあるため、プレッシャーをかけたいところだ。前走のパラダイスSではそのウインガニオンに逃げ切りを許しており、グランシルクは半馬身届かずの2着だった。

相手はウインガニオンだけではないが、今回は同じ轍は2度踏むことは出来ない。今回は比較的相手関係は重賞の中では薄いので、しっかりと本賞金加算をしなければいけない。ここはグランシルクに取っては試金石の一戦と言えるだろう。鞍上は主戦騎手の戸崎圭太騎手から福永祐一騎手へと乗り替わりになるが、昨年の優勝騎手だし、何とか善戦マンを返上に一役買ってもらいたいところである。