【ブラジルC予想2018】連敗脱出なるか、グレイトパール

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昨年の平安ステークス勝利でこれからというときに骨折により戦線離脱をしてしまった栗東・中内田厩舎のグレイトパール。復帰戦のアンタレスステークスを勝利し、今年こそG1戦線へ殴り込みかと期待が掛かっていましたが、その後の平安ステークス、シリウスステークスと人気を大きく裏切る内容となり、ダート転向後続いていた連勝も途切れ不調が続いています。

今週の日曜日は京都で菊花賞が開催となりますが、裏開催となる東京競馬場のメインレースはハンデ戦のダートオープン、ブラジルカップにグレイトパールが登録してきました。2100mという距離もそうですが、関東遠征も初となる今回、さらに主戦の川田騎手がチェスナットコートでコーフィールドカップ参戦のため不在と、相手関係こそこれまでより軽くなっているものの、ハンデ以上の不利を背負っての出走となるかもしれません。

期待のかかる素質馬だけに連敗にかかるプレッシャーは非常に重い物があることでしょう。有力な相手と言えばミキノトランペット、ラインルーフなどがあげられますが、グレイトパール同様に前走で人気を裏切る敗退をしており、オープン戦で復活と考えているのはどの陣営も同じなのかもしれません。

中井騎手が騎乗するのはおそらくここがワンポイントだとは思いますが、注目馬への騎乗は他厩舎含む各陣営へ絶好のアピールチャンスと言えます。過去5年のデータでは1番人気は2013年のペルシャザールしか勝利できていないレースで、昨年もサンライズソアが3着に敗れるなど、1番人気にとっては鬼門と言えるレースですが、今度こそ結果につなげて大舞台へコマを進めてもらいたいです。