【新潟2歳S】ペルソナリテ無傷の3連勝なるか?

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8/30(日)新潟競馬場11R「第35回新潟2歳ステークス」の特別登録馬が出揃いました。

登録馬は全部で18頭。現段階で最も注目されているのは新馬時点から人気の高かったロードクエスト(牡馬・父マツリダゴッホ・母マツリダワルツ)でしょう。新馬戦はなぜか単勝6番人気と低かったですが、ラストの直線では後方から飛ぶように追い上げ、気づけば2着と2馬身差を付けるまさに圧勝という様相。

とは言えまだ新馬戦を1勝したのみで相手に恵まれていただけという見方もなくはありません。

今回出走予定の18頭の内、無敗での登録が10頭、うちペルソナリテのみがダリア賞を勝利し2勝をあげています。ダリア賞路線からは4頭が出走しますが、現段階での力関係で言えば絶対ではないもののペルソナリテが頭ひとつ抜けているという状況になります。

ペルソナリテは牝馬で父ステイゴールド、母マイネアルデュール、母父アドマイヤコジーンです。アドマイヤコジーン産駒は数があまり多くない割にはマジンプロスパーやスノードラゴンなど重賞勝利にたまに顔を出してみるなどの印象が強いです。

祖母のコスモハーティネスには産駒が母マイネアルデュールしかおらず、血統的な参考になりそうな競走馬は非常に少ないですが、父ステイゴールド、母父アドマイヤコジーンと同じ組み合わせの産駒にウインファビラス(母・サマーエタニティ)がおり、この馬も新潟2歳ステークスへエントリーしております。

ペルソナリテにとっては同世代中では最も血統的に近い競走馬とのレースとなり、ここも見どころとなりそうです。

新馬戦もダリア賞も圧勝ではなく僅差の粘り勝ちといったような、レース展開が印象的です。未勝利馬のいないレースは初の経験である馬が多いでしょうから、またも接戦になる気配が高まります。