【CBC賞2017予想】G1の香り漂うこのタッグ?武豊とトーセンデューク

今週の開催からは7月に入りいよいよ夏競馬も本格到来。ハンデ戦祭りと言っても良いくらいハンデ戦が多く、今週に至ってはメインの重賞2本ともにハンデ戦となっています。そして、夏競馬と言えばサマーシリーズ、そのサマースプリントシリーズの第2戦、CBC賞が今週開催されます。

出走予定の中で人気になりそうなのが高松宮記念で3番人気を背負ったメラグラーナ。その勝ち馬セイウンコウセイが夏初戦で飛んでしまい、メラグラーナ自身も高松宮記念では二桁着順の大敗を喫してしまったことから、高松宮記念組は不安視したいところです。

続いてスプリント戦線では上がり馬のシャイニングレイ。こちらは北村友一騎手とのコンビで前走オープン勝ちを果たしここに挑みますが、中京コースは初参戦で中4週ではまだ連対実績がないこと、前々走では14着惨敗、弥生賞でも1番人気を裏切り掲示板にも載れず7着と、入れ込むととたんに成績が下がるため、こちらも馬券妙味は薄いとみます。

人気馬にそれぞれ不安材料が目立つ今回、ハンデ戦・夏競馬と荒れる条件も揃っていることで、やはり穴馬を狙いたいところです。そんな中、今回推奨したいのがトーセンデューク。中京コースは相性も良く、準OPの勝利も中京で決めてOPへと勝ち上がりました。また、重賞初挑戦となった前走の京王杯スプリングカップでは8着ながら勝ち馬レッドファルクス相手に3馬身弱程度の着差と、着順以上に内容の濃い競馬をしています。

1200mは初参戦となりますが、そこで頼もしいのが鞍上。この勝負服ではトーセンラーが思い浮かびます、名手・武豊騎手で想定されています。中6週とじっくり間隔をあけての調整で、秋へ向けてステップアップするために、ここは狙った一戦とみます。3歳馬・アリンナやメイソンジュニアなどオープン実績のある馬の参戦も予定されているだけに、G3とはいえ面白いメンバーがそろいました。G1シーズンも終わってしまいましたが、宝塚記念以上に馬券検討には時間を割きたいところです。