CBC賞(2018)の予想オッズと過去データから傾向を分析！

去年のCBC賞は3連単で41万馬券が飛び出し、夏のハンデ重賞らしい波乱の決着となりました。ただ、'13年や'15年は1～3番人気の3頭が3着内に入り、順当な決着。波乱も平穏もある何とも掴みどころのないレースということで、傾向を読み取るのも難しそうです。

今回は過去10年間のデータをもとに人気や脚質といった基本的なカテゴリーを中心にCBC賞の傾向を探っていきたいと思います。なお、枠番・脚質データについては、京都競馬場で行われた'10年、阪神競馬場で行われた'11年の2回を除いた8回分のデータをまとめました。

■「2番人気」が好成績。アタマは堅く、ヒモは手広く

「2番人気」は勝率・連対率・複勝率の全てがトップです。10頭の勝ち馬中9頭は4番人気内の馬でした。勝ち馬は上位人気馬で決まりやすいですが、7番人気が2着に3回入るなどヒモには人気薄が絡むことも少なくありません。単勝オッズ100倍以上の大穴は来ておりませんが（0-0-0-19）、二桁人気が絡むケースも少なくないので（1-1-3-69）、3連単の配当も過去10年で10万馬券以上が6回と高額配当が飛び出すこともしばしば。ヒモについては、とくに3着については広めに買ってもいいかもしれません。

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

■「内枠」は不振＆「逃げ・先行馬」が好走傾向に

コースは中京競馬場の芝1200mを使用。1,2枠からは2頭しか馬券に絡んでおらず、「内枠」が不振です。6枠と8枠からは2頭ずつ勝ち馬が出ており、7枠からも2,3着が2頭ずつおり、「外枠」の好走が目立ちます。

脚質は「先行馬」の勝率・連対率がトップです。「逃げ馬」も勝ち馬こそゼロ頭ですが、複勝率ベースでは好走率が高く、前が有利な競馬をする傾向にあります。

※上記の「枠番データ」と「脚質データ」は、京都競馬場で行われた2010年と、阪神競馬場で行われた2011年の2回を除いた過去8回分のデータになります。

■ハンデは「56キロ」＆馬体重は「-3kg～+3kg」の馬に注目

ハンデは最多の3勝をあげている「56kg」に注目。馬体重は最多の5勝をあげている「-3kg～+3kg」に注目。馬体重の増減は、馬体重が減っている馬が好走傾向にあります。

■「5歳馬」に注目、「牝馬」にも要警戒

年齢は「5歳馬」が5勝をあげており好成績。性別は牡馬の方が成績は良いですが、「牝馬」も3勝しており警戒が必要です。所属は8勝をあげている「関西馬」が中心となります。

■前走が「高松宮記念」または「安土城S」だった馬に注目

前走は、2勝をあげている「高松宮記念」と「安土城S」に注目。前走着順は、4勝をあげている「1着馬」に注目です。

■騎手は「福永祐一」に注目

騎手は唯一2勝をあげている「福永祐一」に注目。