2019年夏の降級制度廃止に伴い、競走条件の呼称変更

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2019年夏季競馬からの降級制度の廃止に伴い、原則として競走条件は勝利度数によるクラス分けとなる。これにより競走条件の呼称が変更となることが、25日にJRAのホームページより発表された。新しい競走条件の呼称は以下の通りである。

新しい競走条件の呼称
現行変更後
500万円以下1勝クラス
1,000万円以下2勝クラス
1,600万円以下3勝クラス

変更時期は、降級制度の廃止ど同時期の2019年夏季からとなる予定。なお、新馬、未勝利、オープンについては、現行どおりの表記となる。

※「降級制度」とは、毎年夏番組に切り替わる6月のタイミングでクラス再編成を行い、その中で4歳馬を対象に収得賞金を半分にする制度。JRAは降級制度の問題点として【1】クラス内の実力不均衡、【2】高条件馬が大幅に減少し高条件戦を多く編成できない、少頭数の競走が散見される、【3】ルールが複雑でファンにとって分かりづらい、の3点を挙げている。