【英キングジョージ予想2019】7歳馬には厚すぎる壁、うちやぶれるかシュヴァルグラン

日本では夏競馬に入りG1はしばらくお休みとなりますが、今週末はイギリス・アスコット競馬場で「キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス」が開催されます。ハーツクライ産駒シュヴァルグランが渡英し、日本での海外馬券発売につながっていますが、今年は牝馬の枠を超えた欧州最強馬とも言えるエネイブルが参戦ということで単勝は一本かぶりとなるのではないでしょうか。

主戦のデットーリ騎手もここ2ヶ月はG1で勝利を積み重ね、48歳にして進化の余地ありという絶好調ぶりで、最強馬とのタッグは手がつけられない状態です。同じくデットーリ騎手のお手馬であるクリスタルオーシャンもドイル騎手に乗り替わり参戦しますが、こちらも上位人気が予想されます。

そして、日本代表シュヴァルグランはドバイシーマクラシック2着からの参戦ということで経過は悪くありませんが、伏兵の域を出ない程度のオッズで当日を迎えることとなりそうです。

過去10年のデータを見ると牝馬劣勢というデータもなくエネイブルは一昨年の勝ち馬であり、7歳馬は2010年に3着に入ったユームザイン以降馬券に絡んでおらず、成長力に定評のあるハーツクライ産駒と言えどもシュヴァルグランにとっては厳しい内容となっています。

エネイブル&デットーリという盤石のコンビを打ち崩す猛者が登場するのか、終わってみればやはり強かったとなるか、日本では重賞が3レースありますが、ぜひ併せてご注目ください。