【中京スポーツ杯2025予想】中穴が狙い目、おさえておきたい伏兵は?

記事「【中京スポーツ杯2025予想】中穴が狙い目、おさえておきたい伏兵は?」のサムネイル画像

今週から中京競馬場が開幕し、土曜日のメインレースとして行われるのが、ダート1400mの4歳以上3勝クラス・定量戦の中京スポーツ杯です。

本レースは2020年に芝1200mで施行されたため、ダート1400mで行われた過去4年のデータを参考にすると、1番人気・2番人気馬がともに苦戦しており、2番人気馬の2着1回が最高着順となっています。一方で、3番人気馬は2勝、3着1回と安定した成績を残しており、当日の単勝オッズを見極めつつ、上位人気勢の取捨選択が求められそうです。

一見波乱含みのレースにも思えますが、8番人気以下の馬が連対した例はなく、4番人気~7番人気の馬が狙い目となっています。東西の所属による大きな成績差は見られませんが、5番人気以内の関東馬は過去4年で2勝、2着1回、3着2回と安定した成績を収めています。中でも美浦・小林真也厩舎の管理馬ヘルモーズに注目です。3勝クラス初戦の前走では11着と敗れましたが、いつもより後方からの競馬となった影響も考えられます。中団から前につけることができれば巻き返しの余地は十分にありそうです。

世代別のデータでは、5歳馬が過去4年で4勝と圧倒的な成績を残しています。今年の登録馬の中では、エメラルドビーチ、ジャーヴィスあたりが注目の存在です。どちらも前走で3着以内を外しているため、人気が大きく上がることはなさそうですが、中穴傾向の強いレースだけに、馬券的には押さえておきたい1頭となるかもしれません。

上位人気が苦戦しやすいこの一戦。今年も中穴馬が台頭するのか、それとも勢力図が変わるのか、注目のレースとなりそうです。