ゲンを担ぐか?

勝負師は意外とゲンを担ぐ人が多い。例えばプロ野球の投手がマウンドに向かう際、どちらの足から入るか決めている投手が殆ど。球場によってこれは異なる。先発投手はファールゾーンからインフィールドに入る際に必ずどちらの足からは決めている。中継ぎ・抑え投手はリリーフカーの止まる位置にもよる。プロ野球と言う、これ以上ない勝負の世界で戦う選手達にとっては非常に重要な儀式と言っても決して大げさではないだろう。

競馬を楽しむファンの方はどうだろうか?馬券を買うから、金曜日の夜はカツ丼・・・カツ丼がよっぽど好きな人なら楽しみなゲン担ぎだが、毎週カツ丼では飽きてしまう。受験生なんかは試験の前はカツ丼が定番のようだ。皆さんは勝負飯は何を食べるだろうか?残念ながらそんな私は特にこれと言った物はない。体調を崩さないように、競馬場に行く時は専念する。仕事に行く時はそんな事は全くしないのだから面白い。

仕事でも社運がかかったような大事なプレゼンテーションの前の晩は流石に緊張するだろう。もうこういう時は食事がどうのこうのではなくなっている。ここが遊びと本気の仕事の大きな相違点。社運がかかっているプレゼンテーションなど、一生に1度あるかないか。そんな大役が回ってきたら、遊びモードは完全封印。成功すればボーナスも出る。それで競馬を思う存分堪能すれば良い。