【日本ダービー2022予想】1枠1番アスクワイルドモアは“買い”か?

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日本ダービーの枠順も公開され、いよいよ予想も大詰めの段階に入ってきた。有力馬の多くが外目に入ったのも面白い。とくに優勝候補の一角イクイノックスがまさかの大外枠に入ったことで、評価を下げたファンも少なくないだろう。

さて、枠順確定後で一番評価が上がったのが、最内枠1枠1番に入ったアスクワイルドモアだ。

エンジンのかかりが遅く、前につけていくタイプというわけでもないのでそこまで有利な枠に入ったという印象はないが、この距離をロスなく回れるのはやはり大きい。また、京都新聞杯をレコードタイムで勝っており、高速馬場で最内からの競馬となればより買いたくなる。過去10年のデータ・傾向でも記されている通り、1枠は「3-2-1-14」とデータ的にも“買い”な枠だ。

また、父のキズナが同じ1枠1番でダービーを勝っているというジンクスも、買いたくなる要素だ。京都新聞杯快勝からのローテーションもキズナと全く同じで、同レースも父と同じ3枠から勝っている。「ダービーは一番運が良い馬が勝つ」という格言通りなら、父キズナとの絆が結んだ1番に入ったアスクワイルドモアが、最適な馬とも見て取れるのではないだろうか。

実績や能力面の比較なら当然ここは伏兵的な立番での参戦となるが、1枠1番の絶好枠を引いたことをはじめ、データやオカルトなど様々な要素がこの馬を魅力的に見せている。今春の平地G1は1番人気が勝てておらず、波乱決着が続いている。アスクワイルドモアあたりの伏兵が絡んできても何らおかしくはないムードがすでに出来ているという点も面白い。

当日は穴人気する可能性も高いが、ここまで“買う”流れが出来ているなら、おさえておいて損はないかもしれない。