【金鯱賞2025予想】展開利見込めるプログノーシス、絶好条件揃った
3連覇がかかるプログノーシスは今年は有馬記念・11着から参戦。前走はスタートで出遅れて最後方からの競馬となり、ペースもスローで全く力を出せずに敗退。距離も2500mは長すぎた印象で、得意の2000mなら見直せるだろう。
昨年の金鯱賞は前がやりあう展開で1000m通過は58秒4のハイペース。3コーナー手前から加速して内から上がり最速の脚で突き抜け、5馬身差の圧勝劇だった。
逆に一昨年の金鯱賞は前半1000m通過は60秒9というスローペースだったが、小頭数でラスト3Fからのヨーイドンの競馬を唯一上がり33秒台の脚で差し切って快勝。中盤あたりからは流れたが、前残りの競馬をきっちり差し切る強い勝ちっぷりであった。
いずれも勝ち方は違うが、左回りは能力が前回できる舞台で、2000mも【5-2-1-3】のベスト距離。距離短縮は大歓迎で、条件好転は明白だ。負担重賞は1kg増で、7歳春の3ヶ月休み明けと厳しい条件もあるが、調教では自己ベストを記録するなど速い時計も出しており、好状態をアピールしている。
今回のメンバーには前に行きたい馬が多く、展開利も見込めそうな気配。週末は雨模様という点もタフ馬場を苦にしない同馬にとっては好都合で、得意の中京でこの条件は絶好と言って良いだろう。出遅れの懸念は相変わらずつきまとうが、能力と今回揃っている条件を考えると、有力視せざるを得ないだろう。