【新潟大賞典2025予想】新潟2000mは絶好条件!レガーロデルシエロに死角なし?

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3勝クラスの美浦Sを快勝したレガーロデルシエロ。

中団から外に持ち出しての差し切り勝ちは危なげなく、完璧な内容だった。しかも5ヶ月ぶりの実戦で、手術明けというブランク明け。馬体重も14kg増と調整の難しい条件に加え、初の2000m戦という厳しい舞台設定だった。それらをすべて克服しての勝利であり、価値は非常に高い。

2歳時にはこうやまき賞でジューンテイクに0秒1差の2着、昨年11月のノベンバーSではコントラポスト相手にハナ差の2着と、早くから高い素質を見せていた。これまでの対戦相手のレベルを考えても、オープンクラスで通用する能力は十分に証明されている。

前走は仕掛けがやや遅れたものの、ロングスパートの持久戦に持ち込んでの勝利はこの馬の真骨頂。タフな馬場状態になりやすい新潟の舞台も合っており、直線の長い左回りはベストの条件といえる。実際、東京マイルのデビュー戦では、控える競馬から上がり最速の33秒7で追い込み3着。派手な末脚を繰り出したが、その後も安定して差し脚を伸ばしている。

今回は休み明けを一度叩かれて状態も引き締まり、さらなる上積みが見込める。ハンデも前走から2kg減の56kgと手頃で、十分に許容範囲内。昨年のきさらぎ賞・8着を除けば、これまですべて3着以内と安定感も際立っている。

鞍上には過去2戦2連対の実績がある戸崎圭太騎手が再び手綱を取る点も心強く、好条件が整った今回は崩れる要素が見当たらない。オープン入り後の連勝で、そのまま重賞初制覇へと突き進むか注目だ。