【ファンタジーS予想2022】スプリント3戦目シルフィードレーヴ、更に前進で重賞初制覇へ

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今週土曜阪神メインレースは2歳牝馬G3のファンタジーステークスです。

過去10年の勝ち馬をみると、2013年のベルカント、2019年のレシステンシア、2020年のメイケイエールといった、古馬になってからはスプリント路線で活躍が目立つ馬が勝利しており、昨年は桜花賞2着のウォーターナビレラが勝利していますが、同じように今後短距離路線に向かうかどうかも含め、今年の勝ち馬にも注目したいところです。

今年は登録時点で17頭でしたが、最終的には12頭の出走に落ち着きました。

前走でききょうステークスを勝っているアロマデローサや、函館2歳ステークス勝ちから挑むブトンドールあたりが実績上位かつ勢いがついている中での参戦で上位人気が想定されますが、前走の内容を考えると人気が低いと思われるのが、アメリカンペイトリオット産駒のシルフィードレーヴです。

今回は松田騎手との新コンビで挑む予定となっており、3戦連続で異なる騎手で挑むことになりましたが、初戦は3番手追走から抜け出して勝利、続く小倉2歳ステークスでは一転して後方待機策から末脚を伸ばして3着に入っていることもあり、自在性、操縦性を考えるとテン乗りは気にしなくてよさそうです。

2戦連続して芝1200mを使ってきていますが、4代母のナカミサファイアは新潟記念勝ち馬で、オークスでも2着に入っていることもあり、長い目で見ればスプリント以上の距離適性も期待できそうなだけに、この距離3戦目となる今回はどのような位置取りから脚を伸ばすのか、期待して狙ってみたいところです。