【中京記念2019予想】ミエノサクシード、今年は条件向く

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今年の中京記念で好走に期待しているのは「ミエノサクシード」です。

昨年から本格的にマイル路線を主戦場としてきた馬ですが、個人的にはスピード能力の高さはそこまで無いと評価しているので、マイル戦ではあまり強くは狙い難い1頭でした。

昨年の中京記念は7着。ペースが流れ、速い時計の出る馬場だった昨年の中京記念は分が悪かったと言えます。最近は後方から進めてラストで脚を伸ばすという競馬がお決まりですが、ある程度馬場が重く、ペースがそこまで速くならない展開でないと届き難いという印象があります。実際、2走前の阪神牝馬Sはスローペースで3着、3走前の京都金杯も時計のかかる馬場で3着といったように、重たい馬場やスローペースの条件で善戦しております。

今週は週中は雨の日が多く、今年の中京記念は当日の馬場読みがカギとなりそうです。速い時計が出ていた昨年と比べれば今年はミエノサクシード向きの馬場となる可能性が高そうなので、当日の馬場が重たいようなら重い印も考えたいです。

あとはペースですが、今年は逃げ・先行馬が比較的多いので、楽なペースにはなり難いと予想するファンも多いと思います。逃げ馬候補のツーエムマイスター、コスモイグナーツ、クリノガウディーあたりは馬券的にも妙味があって魅力的ですし、狙いたくなるところでもあります。

ミエノサクシードにとってハイペースはあまり好材料ではありませんが、今回は記事冒頭でも記しているように、不安よりも期待の方が上です。その要因となっているのが前走のヴィクトリアマイルの内容で、レースは前半かなり流れて馬場も高速化しておりましたが、勝ち馬とは0.6秒差の6着と善戦。不得意と読んでいた展開で想定以上に好走しましたので、同馬の評価を見直す必要があると感じていたところでした。

今回はメンバーの格も下がり、斤量も前走からマイナス1キロということで、好材料は決して少なくありません。馬場が向けばさらに信頼度は増しますが、現時点でも魅力は十分あると感じておりますので、上位候補からは外せない1頭として注目したいと思います。