【フィリーズレビュー2020予想】血統背景にG1実績馬のいる穴馬クーファイザナミ、重賞でも活躍の下地充分!

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フルゲート18頭に対して登録26頭で、1勝馬が抽選対象となった今週の日曜阪神メインレースのフィリーズレビューです。アルアインの全妹ヒメノカリスの回避は残念でしたが、桜花賞へ向けて収得賞金面で不安な競走馬たちが集まり、権利取りに挑む熱い戦いが予想されます。

上位人気に推されそうなのが前走のフェアリーSで1番人気6着と敗れたアヌラーダブラ、そして阪神JFでは逃げて見せ場を作り5着まで粘ったヤマカツマーメイド辺りとなりそうですが、G1上位組不在ということで波乱含みの一戦となります。

今回注目したいのは運よく抽選突破を果たし、短期免許来日中のシュタルケ騎手を確保しているディープインパクト産駒・クーファイザナミです。戦績こそ3戦1勝とパットしませんが、10番人気で出走した紅梅ステークスでは出遅れながらも4着に追い込んでおり、前走では敗れたものの8番人気2着と、人気を大きく上回る結果を残してきています。

また血統背景を見ても、母の半兄にパラダイスクリーク、祖母の半弟にタイキブリザードがおり、重賞でも十分やれる下地は持っています。

1勝馬ということで、3着で桜花賞の権利を取るだけでは本番で結果を残さないとオークス出走が難しく、賞金加算ができずにいると夏以降のローテーションに大きく響いてくるため、ここはできることなら2着以内がほしいところ。

今回の登録馬の中では収得賞金に余裕があると言えるのはすずらん賞、クリスマスローズSを勝利しているケープコッドのみと言えるメンバー構成となり、どの陣営も桜花賞に向けて残しておく余裕はおそらくないだけに、面白いレースが期待できそうですね。