【コーラルステークス予想2025】人気馬の信頼度は低く波乱必死の一戦か?

今週土曜日、阪神のメインレースとして行われるのは、ダート1400mのリステッド競走・コーラルステークスです。フルゲート16頭のところ、登録は15頭となっており、全馬が出走可能となっています。
注目を集めるのは、前走の小倉大賞典で芝に挑戦したものの10着と大敗したヤマニンウルス(ジャスタウェイ産駒・5歳牡馬)です。今回は団野騎手が騎乗予定となっています。昨年のプロキオンステークスでは、スレイマンに3馬身差をつける圧勝劇を見せ、秋の飛躍が期待されましたが、その後は思わぬ敗戦が続いています。今回が初めてのダート1400m戦、さらに阪神ダートも初コースとなるため、人気を集めるようなら慎重な判断が求められそうです。
過去5年のデータを振り返ると、1番人気・2番人気がともに1勝ずつと信頼度は低めで、特に3番人気は3着1回が最高と苦戦傾向にあります。一方で、11番人気や16番人気といった伏兵の台頭も目立つレースです。今年は過去5年間のハンデ戦とは異なり、別定戦での開催となりますが、波乱の可能性は十分考えられます。
馬齢別では、6歳馬と7歳馬がともに2勝ずつを挙げており、高齢馬の活躍が目立ちます。今年の該当馬のうち、6歳馬ではサトノルフィアン(ゼンノロブロイ産駒・6歳牡馬)が注目の1頭。ダート1400mのオープン戦では安定した成績を残しており、すばるステークスで3着だった永島まなみ騎手とのコンビが復活。巻き返しを狙います。
また、7歳馬ではダディーズビビッド(キズナ産駒・7歳牡馬)がダート路線に転向。これまで芝を主戦場としてきましたが、今回はダートに矛先を向けての一戦となります。2か月の休み明けとはいえ、これまで1勝・2着2回と悪くない成績を残しているローテーションだけに、人気薄なら穴馬として狙う価値がありそうです。
波乱傾向の強いコーラルステークス。今年も伏兵の激走が見られるのか、それとも実績馬が力を示すのか、注目の一戦となりそうです。