コスモス賞のレベルの低さに苦言。この時期の2歳オープン戦は見直した方が良いのでは?

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今週13日の土曜日に札幌で開催される「コスモス賞」は2歳のオープン戦。メンバーを見るとレベルの低さが目立つ。

登録は11頭。うちJRAからの登録はたったの5頭。新馬一発勝ち上がりの馬も1頭しかいない体たらくで、2頭は未勝利馬ときたもんだ。道営馬が6頭登録してきており、正直道営馬頼りという感じが否めない。

JRA所属馬よりも道営馬の方が多い時点で異常事態である。中央競馬がそれを全く危機感に感じないのであれば今後の競馬界も先行きが心配だ。2歳のオープン戦を北海道シリーズで行いたいのはわかるが、別に無理して番組を作る必要はないのではないか?ここまでメンバーレベルが落ちるレースがオープンだと言われてもファンとしては正直しっくりこない。

馬主として困ることもなくはない。勝てば賞金加算は出来るが、ダービーが終わるまではオープン競争以上しか使えない。500万円でコツコツ稼ぎたいところとなっても、オープン競争以上しか賞金があるため使えず、重賞などを使わざるを得なくなる。重賞で大敗が続き完全に馬のリズムがおかしくなり、自己条件に戻った頃にはやる気をなくしている、という事例も珍しくない。悲劇を招きかねない番組表は1日も早く改善していってほしいと切に願っている。