【三面川特別2020予想】14ヶ月ぶりの戦線復帰、4歳にしてキャリア3戦の素質馬クードメイトル

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牝馬ながらに皐月賞へ登録し、1番人気に支持を受けたディープインパクト産駒ファンディーナ。その前走フラワーカップでの圧巻のパフォーマンスを受けての高評価でしたが結果は7着に終わり、その後も復活といかないまま引退してしまいましたが、持っていたポテンシャル自体は相当高かったのではないかと思われます。

そんなファンディーナの半妹で、父がかわっても距離適性は変わらずに出たと思われるのがヴィクトワールピサ産駒の4歳牝馬クードメイトルです。4歳ながらこれまでわずか3戦して2勝という戦績で、今週日曜新潟10レースに組まれている三面川特別で14ヶ月ぶりの復帰を予定しています。

仕上がりの早かったファンディーナと比べ、クードメイトルはデビューが3歳3ヶ月と遅れ、未勝利戦からのデビューとなりましたが、デビュー済みの競走馬相手に2番人気支持を受け、まくりの競馬でデビュー戦勝利。続く矢車賞2着を経て、1勝クラス出石特別では、今年の宝塚記念3着に食い込んだモズベッロを破っての勝利と、素質の片鱗を感じさせる戦績をたどって来ています。

その後は残念ながら故障により長期休養へと入ってしまいましたが、これまで連対を外していない安定感は休み明けでも上位人気支持を受けることが予想されます。

懸念材料と言えそうなのが雄大な馬体で、牝馬ながらに530kgという巨躯を誇ります。姉のファンディーナも大型馬でしたが、それよりさらに一回り大きな馬体は、夏場とはいえ仕上がりに不安がないとは言い切れません。

順調に行けば重賞も狙える素質馬と思われるため、復帰初戦をどのようにこなすのか、先々まで含めて注目したい1頭ですね。