京都競馬場 芝1600m(内回り)

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コース特徴・見解

京都の芝1600mは新馬戦、未勝利戦、500万下などの下級条件で使われるコース。若くて下級条件なら内回り、それ以外は外回りと覚えるとよい。

向正面のポケットからスタートし、最初の3コーナーまでの距離は716mとかなり長め。最初のコーナーまでには馬群の隊列が縦長になるため、外枠の馬であってもそこまで外を回らされることはない。3コーナーにある高低差3.1mの坂が大きな特徴で、3コーナーの頂上付近辺りから4コーナーへかけて下っていくというコース形態となっている。

下級条件のみの施行となるため、スタート後の展開はあまり速くならない。さらに下り坂で勢いをつけ直線に入るので、上がり3ハロンでの勝負となることも珍しくない。

枠・脚質の傾向

成績が良いのは2,3,4枠。スタート後の直線が長いためそこまで枠順の有利不利はなさそうに思えるが、データでは外枠不利、内枠有利の傾向がでている。

通常マイル戦はもっとも差しが決まりやすい距離だが、この条件では逃げ・先行の好走率が高くなっている。新馬や未勝利馬は後方に待機して末脚を使える馬はそれほど多くないため、脚質的に差し・追込みタイプの馬であっても、デビュー直後は力の差から先行できてしまうので逃げ・先行で決まりやすい。

枠番データ
枠番成績(勝率/連対率/複勝率)
1枠38-47-44-425(6.9%/15.3%/23.3%)
2枠47-36-36-463(8.1%/14.3%/20.4%)
3枠46-45-56-468(7.5%/14.8%/23.9%)
4枠48-46-44-506(7.5%/14.6%/21.4%)
5枠46-48-40-535(6.9%/14.1%/20.0%)
6枠37-40-38-579(5.3%/11.1%/16.6%)
7枠54-50-53-622(6.9%/13.4%/20.2%)
8枠47-50-51-658(5.8%/12.0%/18.4%)

集計期間:2007/10/06~2017/05/28

脚質データ
脚質成績(勝率/連対率/複勝率)
逃げ83-47-31-201(22.9%/35.9%/44.5%)
先行144-149-148-897(10.8%/21.9%/33.0%)
差し108-132-154-1627(5.3%/11.9%/19.5%)
追い込み28-34-27-1525(1.7%/3.8%/5.5%)
マクリ0-0-2-2(0.0%/0.0%/50.0%)

集計期間:2007/10/06~2017/05/28

騎手の傾向

騎手は福永祐一の成績が断トツ。勝率・連対率・複勝率全てがトップ。

騎手データ
騎手成績(勝率/連対率/複勝率)
福永祐一31-31-19-102(16.9%/33.9%/44.3%)
岩田康誠21-26-26-119(10.9%/24.5%/38.0%)
浜中俊21-24-20-144(10.0%/21.5%/31.1%)
川田将雅20-24-22-119(10.8%/23.8%/35.7%)
武豊19-20-14-116(11.2%/23.1%/31.4%)
池添謙一18-20-14-133(9.7%/20.5%/28.1%)
幸英明18-11-14-217(6.9%/11.2%/16.5%)
和田竜二17-17-17-200(6.8%/13.5%/20.3%)
藤岡佑介16-17-11-97(11.3%/23.4%/31.2%)
小牧太12-11-19-132(6.9%/13.2%/24.1%)

集計期間:2007/10/06~2017/05/28

血統の傾向

種牡馬はディープインパクト産駒とアグネスタキオン産駒に注目。

血統データ(種牡馬)
種牡馬成績(勝率/連対率/複勝率)
ディープインパクト50-50-35-179(15.9%/31.8%/43.0%)
アグネスタキオン26-22-12-95(16.8%/31.0%/38.7%)
キングカメハメハ20-16-22-161(9.1%/16.4%/26.5%)
ダイワメジャー15-9-18-106(10.1%/16.2%/28.4%)
ハーツクライ11-12-15-123(6.8%/14.3%/23.6%)
ゼンノロブロイ11-9-13-85(9.3%/16.9%/28.0%)
フジキセキ10-10-19-74(8.8%/17.7%/34.5%)
クロフネ10-9-9-81(9.2%/17.4%/25.7%)
ダンスインザダーク10-4-5-76(10.5%/14.7%/20.0%)
ネオユニヴァース9-12-9-145(5.1%/12.0%/17.1%)

集計期間:2007/10/06~2017/05/28