カレンブーケドールが引退、繁殖入り

先週のジャパンカップを軽度の繋靱帯炎のため回避したカレンブーケドール(牝5、国枝栄厩舎)が、現役を引退し、繁殖入りすることが明らかになった。30日、国枝調教師が明かした。

今後は来年1月に開催されるアメリカJCC(G2、芝2200m)へ向けて調整されていく予定だったが、患部のダメージが思った以上だったため、繁殖入りすることとなった。

カレンブーケドールは2018年10月に東京の芝1600mデビュー。翌年はオークス・2着、秋華賞・2着、ジャパンカップ・2着など勝ち星こそ挙げられなかったものの、G1戦線で活躍。今年も初戦の日経賞で2着、天皇賞(春)で3着に善戦。重賞・G1制覇が期待されていたが、その夢は子どもに託される。

カレンブーケドールは父ディープインパクト、母ソラリア、母父Scat Daddyという血統。通算成績は17戦2勝。カレンブーケドール号、お疲れさまでした。