【大日岳特別2025予想】1番人気が圧倒的!穴は4・5歳牝馬に潜むか?

今週土曜、新潟競馬場のメインレースとして行われるのは、芝1200mの4歳以上2勝クラス「大日岳特別」である。
過去5年の傾向を振り返ると、1番人気が4勝、4番人気が1勝を挙げており、勝ち馬に関しては比較的順当な決着となっている。しかし、2番人気および3番人気は一度も連対しておらず、人気順だけでは馬券構築が難しいレースといえる。
今年の主役候補として注目されているのは、ブリックスアンドモルタル産駒の4歳牝馬・セシリエプラージュだ。前走で1勝クラスを突破し、今回は休み明けでの一戦となるが、3歳時には重賞フィリーズレビューで12番人気ながら3着に好走した実績があり、メンバー中でも実力は上位と判断できる。小倉芝での前走勝利後、今回が新潟芝コース初出走となる点は未知数だが、引き続き丹内騎手が騎乗予定で、1番人気に推される見込みからも高い期待がかかる。
また、世代別の成績を見ると、4歳馬が3勝、5歳馬が2勝と若い世代が優勢を占めており、6歳以上の馬は苦戦傾向にある。加えて、穴馬として好走した例は、昨年16番人気で2着に激走したクインズプリーズや、2023年に8番人気で2着となったダンツイノーバなど、いずれも牝馬であった点が見逃せない。この傾向から、波乱を演出するのは4~5歳の牝馬と見てよい。
今年の出走予定馬の中で、条件に該当するのが、マクフィ産駒の4歳牝馬・アサギリと、ダイワメジャー産駒の5歳牝馬・エールレヴリーである。特にアサギリは、これまでに挙げた2勝をいずれも新潟芝で記録しており、高いコース適性を誇る。両馬ともに人気薄が予想されるが、ローカル開催ならではの波乱を起こす存在として注目したい。