【中日新聞杯2022予想】波乱必至のハンデG3!穴をあけるのは軽ハンデに恵まれたアノ馬

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中京競馬の土曜メインはハンデG3「中日新聞杯」が行われます。荒れる重賞として知られ、昨年は3連単で230万超と高配当が飛び出す波乱の決着。過去10年の結果を見ても、三連単で10万馬券以上が5回出ており、波乱傾向は強めの一戦です。

今年も拮抗したメンバー構成となっており、どの馬が勝ってもおかしくない気配です。ホープフルステークスの勝馬で前走アルゼンチン共和国杯8着のキラーアビリティ、きさらぎ賞を制しダービー13着、前走アンドロメダステークスを快勝したマテンロウレオ、京都新聞杯を勝ち菊花賞で9着だったアスクワイルドモアなど3頭の3歳馬が今年は人気を集めそうですが、今回有力視したいのは5歳牡馬のプリマヴィスタです。

プリマヴィスタは、5走前の3勝クラスの三方ヶ原ステークスを勝利しオープン入りを達成。その後、重賞4戦に出走して8着、9着、取消、6着と結果は出ていません。ただ、前走の新潟記念は15番人気と前評判は低めでしたが、上り3ハロン3番目の末脚を発揮し、6着に善戦。勝ったカラテとは0.7秒差で、そのカラテがその後秋の天皇賞とジャパンカップに出走し、6着・8着と一桁着順に善戦。新潟記念のレベルについては、低く評価する必要はなさそうです。

レースは多くの馬が直線で外々に進路を変えていたように、外が伸びて内が伸びない馬場でした。そんな中でプリマヴィスタは唯一内を通って伸びてきた馬。新潟の馬場は最終日近くになればなるほど外が伸びてきますが、不利な内から伸びてきたことを考えれば、大健闘のレースをしたと評価してもよいでしょう。まだ内外の差がない馬場で行われる今回は、十分逆転は可能。

また、強いと言われる重賞実績のある3歳馬の斤量が56kg、56kg、55kgと背負わされる中、プリマヴィスタは53kgと軽ハンデの恩恵を受けられる点も大きな魅力。力はしっかり発揮できる条件が揃っているここは、激走してくれる可能性は高いと見ます。

ということで今年の中日新聞杯は、前走新潟記念が負けて強しだったプリマヴィスタが穴を開けてくれると予想して、有力視したいと思います。